注目集める技術融合

2015-05-09 ニュース

公明新聞:2015年5月9日(土)付

複合材料の加工や組み立てを行う設備を視察する矢倉、伊藤、伊佐の各氏ら=8日 石川・白山市

複合材料の加工や組み立てを行う設備を視察する(前列左から)矢倉、伊藤、伊佐の各氏ら=8日 石川・白山市

党科学技術委
金沢工大を視察

公明党科学技術委員会の伊藤渉委員長(衆院議員)と伊佐進一衆院議員、矢倉克夫参院議員は8日、石川県野々市市の金沢工業大学、白山市の同大学革新複合材料研究開発センター(ICC)などを視察した。これには、金沢、能美両市の市議が同行した。

同センターは炭素繊維複合材を用いた大型部材の製造技術と製造装置の開発などを行う施設として注目されている。特に産官学の連携により異分野・異業種の技術融合を図り、研究や製品開発に取り組んでいる。

一行は、複合材料の加工や組み立てを行う設備などを見て回った。

視察を終え、伊藤委員長は「日本の高度な技術の融合を促進し、イノベーション(技術革新)につなげていきたい」と語った。

金沢工業大学を視察

2015-05-09 ブログ

伊藤わたる衆議、伊佐しんいち衆議と金沢工業大学を視察。
同大学の革新複合材料研究開発センターにおいては、炭素繊維複合材等の革新素材研究が、何十という機関や企業の方々とともに行われています。
写真は、炭素繊維の拡大図。ゼロコンマ「ミクロン」の世界でスキャンをし、研究されているとのこと。(質問に夢中になり、撮っている写真はこれぐらいで。。)

軽量で強度も高く錆びない炭素繊維は、飛行機だけでなく、将来的には洋上風力発電のブレード(羽根)や、海底資源探索のための設備、橋や建物その他様々なインフラなどにも用途は広がる可能性があります。
視察を通じ感じたうちの一つは、イノベーション創出に向けた課題は、炭素繊維等の素材から製品を考えるアイデア力だけでなく、潜在的ニーズに合うよう素材を変えていく力(「アプリケーション」というそうです)にもあるという点。

センターには、「この用途のため、この素材を使うにはどうすればいいか」といった共通目的にむけ、多くの企業や研究者が同じ空間で垣根無く(隣を見ればそこにいるといった距離で机を並べ合っていました)議論し合う「場」がつくられていました。この雰囲気をいかにつくるか、他の先進国から学ぶべき日本の課題はここにあると感じました。
私からは、多くの企業を結束させるために必要な力、特に知的財産共有ルールのあり方などを質問。実り多かったです。
日本の悩みは、世界に素材や部品を供給するけど、日本初の世界シェアを誇る最終的な製品、商品開発がなかなかうまれないことです。解決の鍵はマーケティングや製品を生み出すアイデアだと思っていましたが、それ以外にもあると感じました。「アプリケーション」という点を重視した政策や予算付けも協議をする必要があると実感した視察でした。

ほかに、大学の教育の一環として行われている「夢考房」なども案内をうけました。1リットルで約2,500kmも走る自動車を学生自らがエンジンまで制作するなど、アイデア満載でした(シェアした伊藤さんのFBにも記載が)