多様な働き方を推進

2015-06-21 ニュース

公明新聞:2015年6月21日(日)付

サテライトオフィスを視察する党青年委=19日 東京・港区

サテライトオフィスを視察する党青年委=19日 東京・港区

仕事と生活の調和へ
党青年委が企業視察

公明党青年委員会の青年政策ワーキングチーム(WT、新妻秀規座長=参院議員)は19日、東京都港区にある日本IBM株式会社の品川サテライトオフィスを訪れ、同社のワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)に配慮した働き方の模様を視察した。

同社は2004年からパソコンなどのICT(情報通信技術)機器を活用し、時間や場所に縛られない働き方「モバイル・ワーク」を推進。モバイル・ワークの社員には固定席がなく、自宅や各地にある24時間開放のサテライトオフィスで仕事を行うことができる。

視察中、社員からは「(時差のある)海外と深夜の電話会議でも使える」「仕事の状況でオフィスの場所を毎日変えられる」などの声が寄せられた。

同社は、男女の育児休職取得の推進や事業所内保育所の設置など子育て世代の働き方改革も進めた結果、1998年から2014年の間で、特に女性社員の比率が8%上昇し、管理職に占める女性の割合は約8倍に。14年の女性社員の出産数は178人(5年前の1.8倍)となった。

視察後、新妻座長は、青年委員会が「青年政策アクションプラン」の改訂版を近く政府に提出することを踏まえ、「長時間労働の是正などワーク・ライフ・バランスの実現に取り組んでいく」と述べた。

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