安定政権に国民が期待

2016-07-13 ニュース

公明新聞:2016年7月13日(水)付

山口那津男代表

参院選結果 山口代表に聞く
真心の支援、尽力に感謝
国民のための政策実現

10日投開票の参院選で、公明党は過去最高に並ぶ14人が当選しました。山口那津男代表に参院選の結果について、インタビューしました。

公明14議席は歴史的快挙

―公明党は選挙区7、比例区7の計14議席を獲得しました。
山口代表 7選挙区勝利は、52年間の党の歴史で初めてであり、歴史的な快挙です。14議席獲得も過去最多に並ぶ結果でした。非改選議席も加えた党の新勢力は、参院で25議席となり、現在の定数(242)になってからの議席数は過去最高です。公明党に輝かしい勝利をいただいたこと、大変なご尽力をいただいた皆さまに、改めて感謝と御礼を申し上げます。

―6人の新人議員が誕生しました。
山口 工学博士や労働政策の専門家、元外交官、医師、弁護士など、非常に多彩で専門性の高い資格や経験を持った方々です。高い潜在能力を政治の中で存分に発揮して期待に応えてほしいと思います。

―与党としても目標の改選過半数(61)を超えました。
山口 今回の参院選は、消費税率の引き上げ再延期について審判を仰ぐという位置付けでした。また、自公連立とそれに対する民進、共産を軸とする野党連合という対決の構図がはっきりしました。そこから、いずれが過半数を制するか、国民にとって分かりやすい判断基準だったと思います。与党の選挙協力も功を奏し、70議席を獲得したことは、国民から信任を得られたと言えます。

―民共「共闘」の結果をどう見ますか。
山口 選挙戦では、理念、政策、めざす社会像も異なる政党が、選挙の一点で共闘するのは野合であり、“選挙互助会”だと訴えました。それを有権者も見抜き、伸び悩んだと思います。しかし共闘には一定の効果もありました。次の衆院選でも共闘をめざすと言っており、侮れません。野党の欺瞞性を厳しく追及し、与党は「勝って兜の緒を締めよ」で、油断や慢心することなく、心して臨んでいきます。

―選挙戦で全国を回り感じたことは。
山口 支持者の皆さまの「勝たせよう」「負けるものか」との大変な情熱がひしひしと伝わりました。特に、激戦区の埼玉や兵庫などでは、私たちが圧倒されるほどの意気軒昂なパワーを感じました。その思いとともに勝ち抜こうという候補者の熱意と、われわれの気迫がかみ合い、終盤になるほど盛り上がりを感じました。

また、自民党側も、安定政権のために共に力を合わせることが必要という大局観に立ち、(5選挙区で)公明候補を支援していただいた。激戦区で、首相をはじめ皆さんが声を枯らして支援する姿が有権者に見えることで、自公協力、安定政権への期待が強まったのではないでしょうか。

積極的な経済対策を推進

―今後、進めていくべき課題は。
山口 公明党は、安定政権をさらに安定させて「希望がゆきわたる国」をつくると訴えてきたので、アベノミクスの成果を地方や中小企業、家計、個人に届けるため、実感が伴う経済にしていくことが重要です。

生活者目線の政策を実現する公明党がいることが、連立政権の質の安定に寄与し、政権の支持につながります。新しい戦力を得て、さらにネットワークの力を大いに発揮し、国民のための政策を実現していきます。

給付型奨学金、無年金解消も

―「成長と分配の好循環」はどう進めますか。
山口 アベノミクスの効果が及んでいない人に分配していくことが重要です。増えた税収などを生かし、選挙戦で訴えた給付型奨学金や無年金対策の実現に全力を挙げます。成長面では、農業の輸出増や観光インフラの整備など積極的な経済対策を講じます。

―憲法改正については。
山口 国民が一番心配しているのは9条ですが、自民党執行部の発言や示された考え方を踏まえても、与党がすぐに改正を進めるということはあり得ません。