農林水産大臣に申し入れ

2017-11-26 ブログ

【農林水産副部会長として、齋藤健農林水産大臣に申し入れ】

農林水産副部会長として、11月24日、卸売市場を含む食品流通改革について、齋藤健農林水産大臣に申し入れをしました。
特に、「第三者販売の原則禁止」や「直荷引きの原則禁止」について、私も各市場をまわり得た卸業者や仲卸業者などから声を届けました。
地域ごとの実情が違う、というのが実感です。
一律にならず、しかし、柔軟な対応が必要です。

多くのプレーヤーが一同に集まる市場の機能は、他品種かつ質の良い品が少量であっても全国各地から集まる日本において、とりわけ、需要と供給のマッチングのためにも重要です。
またコストの最終的な削減にも役割を持ちます。

そのうえで、最近は市場外での取引が相当増えました。市場に物が戻るようになるためにも、時代にあった改革は必要です。
特に、中央卸売市場が地域のハブ市場として力を発揮できるよう、今後、あるべき規制のあり方とともに、具体的な振興策をはかる必要があります。

TPP等政策大綱を議論

2017-11-26 ブログ

【TPP総合対策本部の事務局長として、TPP等政策大綱を議論、取りまとめ】

TPP総合対策本部事務局長として、ベトナム・ダナンで開催し大筋合意にいたったTPP閣僚会合の結果や、日・EU経済連携協定などの交渉経過等につき、11月2日、15日、20日と連日にわたり政府より聴取、国内農業を中心とした支援策に対する党の意見を最終的にとりまとめました。自由貿易体制をすすめるための前提条件は、自由貿易により不利益をうける分野、とくに国内農業に対する支援です。それなくして自由貿易体制に対する国民理解はありません。

そのうえで、アメリカがTPPを離脱している今だからこそ、日本を軸にしアジア、太平洋地域において経済圏をつくらないといけない。アメリカか中国か、という構図ではなく、日本が関係国と連携し、自由で公正なルールを主導し、すぐれた力をもつ日本の企業が持てる力をさらに発揮できるよう、経済連携の網をさらに重ねていく必要があります。

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