静岡県各地を視察

2017-05-14

昨日は、一日かけて静岡を。
静岡にある農林大学校を視察
https://www.komei.or.jp/news/detail/20170514_24178
同校は文科省と農水省がすすめている専門職大学への移行を先駆けて計画しています。

専門職大学が目指すべき姿は何か議論し、その後、メロンハウスも視察しました。実技とともに、農業とは何か深く掘り下げる教育をしたいという点に共感。農業の次の可能性を探り担う人材をつくる基盤としても重要だと感じました。
新規就農促進の取り組みや、農業における雇用促進の取り組みを確認するため、複数の農業者の方々を訪問。

御前崎の栗本さんは、高校時代に農業を志し、その後、計画的に卸売会社や食料品会社の営業等をして経験と人脈を培ったあと、満を持して農業にとびこみイチゴ栽培をされています。販路開拓や商品開発提携など取組みが素晴らしかったです。
掛川の内藤さんは会社でIT絡みの部署の課長として重責を担ったあと、農業に飛び込み、いまではトマト栽培でパートさんを10人以上雇うほどに急成長。コンピュータ制御されたハウスを使用し先進的な農業を。
お二人とも、農業背景がないなか飛び込んだのですが、「師匠」とよべる方の指導があってここまできたことを強調されていたことが印象的でした。国も様々施策をうっていますが、農業に飛び込む若者を育てるには、マンツーマンで指導者、助言者となる人とのつなぎもしないと。さらに、お二人とも農業以外の分野で培った知識をフルにいかしていることも特色でした。

焼津の会社である焼津冷凍さんも訪問。
水産関係の会社ですが、30年前に農業も開始。水耕栽培したネギの販売で40社以上と契約をむすび安定した経営をされています。
すばらしかったのは人材育成システムです。
1年目、2年目の社員に技術を教えるとともに、それぞれ責任領域を定め自主判断、考える仕事をさせていますが、当然、単なる丸投げではなく、幹部が分析した会社や部門の伸びる要素や縮む要素などを見える化、共有し、ともに会社をつくる思いを育てる下地をつくるとともに、社員の活動がいかに顧客に反映されいるか分かるような工夫を様々されていました。
「農の雇用事業」という国の政策を使っていただいている会社ですが、横展開したいと思う、すばらしい取り組みでした。