山梨県北杜市へ

2017-07-15

14日、竹谷とし子参議院議員と山梨へ。北杜市議の内田市議と進藤市議もご一緒くださいました。

農業を志す若者を受け入れるため、農水省も進める「農家住宅」を軸に町づくりをしている北杜市の取り組みや、同市で大規模かつ最新鋭の設備(コンピュータ制御)のハウスでパプリカ栽培を行う法人「ベジ・ワン北杜」さん(親会社は、埼玉県のガス会社である、サイサンさんです)を視察。
その後は、出品数が世界最大級であり、金賞がとりにくいといわれるデカンタ・ワールド・ワイン・アワーズ(ロンドン)にて、四年連続で金賞をとった中央葡萄酒株式会社が所有される、明野にあるミサワワイナリーを訪問、三澤社長とともに、過日の「車座ふるさとトーク」でお会いしたご息女の彩奈さんとも再会、日本ワインと和食の可能性など幅広く語り合いました。

北杜市は、きれいな水資源や景観という価値をいかし担い手を呼び込む、そのために、換地による圃場整備をすすめ非農用地を住宅用の土地として確保するなど様々施策をうたれていました。成功の肝は、様々な関係者を連携させるコンソーシアムを立ち上げたことです。農業生産法人だけでなく、木造建築のデザインをになうグループ、また農泊コンサルタントなど多士済々でした。「農家住宅」取得のための金融施策なども興味深かったです。担い手育成は単なる住宅整備ではなく町づくりそのものです。教育環境等も含め、ながく暮らしていく生活基盤をつくることが大事と感じました。

ベジワン北杜さんでは、特に韓国からの輸入にたよるパプリカについて、国産の優位性や課題、取り組み、特にコスト面での様々な取り組みを確認できました。

ミサワワイナリーでは、ブドウ畑である三澤農場を訪れ、ブドウ品種である「甲州」の栽培を見学させていただきました。日本では棚栽培が多いのですが、垣根栽培でした。カベルネなどにくらべ「甲州」は枝の広がりがつよいらしく間隔をあけて栽培されていました。
「甲州」の味わいと、だし文化の親和性、そこから「和食」という日本独自のものといかに絡め、日本ワイン独自のストーリーをつくるか、興味深かったです。
ヨーロッパに市場をひろげるために、ロンドンを抑えに入りそのために賞をとることを決め努力したこと、現地批評家を取り込む必要性なども語りました。
最後は、日欧EPAの話も。ワイン関税が、即時に撤廃されることの影響とともに、いかにそれをおさえ、チャンスに変えるか示唆に富むお話をいただきました。
(ご参考)
http://colocal.jp/t…/think-japan/journal/20151208_59453.html

短い時間でした、様々な視点から日本農業の可能性を確認できました。