一本化に努力すべき

2015-07-14

公明新聞:2015年7月14日(火)付

参院5会派の幹事長会談に臨む西田氏=13日 国会内

参院5会派の幹事長会談に臨む西田氏(左端)=13日 国会内

参院選挙制度改革案で
西田氏

参院選挙区の「1票の格差」是正をめぐり、参院の自民、公明、民主、維新、共産の院内交渉5会派の幹事長は13日午後、国会内で会談し、席上、公明党の西田実仁参院幹事長は、参院として選挙制度改革案を一本化することが望ましいとの考えを強調した。

西田氏は、公明党などが主張する「2倍以内案」に対し、自民党が示した2合区を柱とする案では、最大格差が3倍程度にとどまることから、「(制度改革は)格差是正が目的であり、お互いに歩み寄っていくことが必要だ」と述べ、案の一本化へ向け努力する考えを伝えた。これに対し、自民党は「さらに格差是正に踏み込むことは難しい」との認識を繰り返し述べた。

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