介護者の負担減に効果

2015-08-25

公明新聞:2015年8月25日(火)付

自動排せつ処理装置について説明を受ける古屋副代表ら=24日 福島市

自動排せつ処理装置(手前中央)について説明を受ける古屋副代表(中央)ら=24日 福島市

自動排せつ処理装置を視察
福島市で古屋副代表ら

公明党の古屋範子副代表(厚生労働部会長)は24日、福島市の高齢者福祉施設「ハッピー愛ランド」を訪れ、同施設が導入している自動排せつ処理装置を視察した。甚野源次郎、今井久敏(県議選予定候補)、安部泰男(同)の各県議と、伊藤達也党県政策局次長(同)らが同行した。

自動排せつ処理装置は、寝たきりの高齢者などが排せつを行う際、内蔵されたセンサーが排便、排尿を検知。利用者の下半身に装着された専用の“紙おむつ”を通じて排せつ物を吸引し、おしりの洗浄・乾燥を自動で行う。タンクにためられた排せつ物は、そのままトイレに流すことができ、吸引・乾燥の空気は装置内で循環するため臭い漏れもない。

この日、施設内で使用されている装置を視察した一行に対し、施設を運営する社会福祉法人「北信福祉会」の上西皓愃理事長は、装置の導入が「職員の負担軽減につながっている」と強調。利用者からは「おむつよりも気持ちがいい」「夜も熟睡できる」との声が寄せられているという。

視察後、古屋副代表は、介護現場の人材不足が懸念されている現状も踏まえ、「こうした装置の普及に取り組んでいきたい」と述べた。

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