総理に対し1年ぶりのテレビ質問

2015-04-02

矢倉かつおです。

桜咲く季節、我が家からも美しい姿が。心和ませる春の贈り物です。

国会とりわけ参議院は今、予算審議で大忙しです。

今年は、昨年末の衆院選もあり審議が遅れ、結果、年度はじめの4月を過ぎた今もなお、暫定予算を組んだのち議論が続いています。

私も予算委員として、月曜日から金曜日の連日、朝から夕方まで国会内の第一委員会室にて、お昼休みをのぞき会議の日々です。

そんななか、先月20日、安倍総理はじめ閣僚に質問する機会をいただきました。1年ぶりのテレビ入り質問です。

私が任されたのは、ある特定テーマについて議論をする「集中審議」における質問です(ほかに、「基本的質疑」と「一般質疑」などがあります。)テーマは「外交安全保障等」でした。

この「集中審議」、開催日がギリギリまで分からない事がしばしばです。なぜなら、いつ、何をテーマに開催するか等をめぐり、野党による日程闘争の駆け引きの材料とされることがあるからです。

事実、私の質問日が決まったのは、数日前でした。「時間がない!」さすがに少し慌てました。

ただ、「外交」を語るのであれば、「日本が世界に発する価値は何か」、これを訴えたい、そう心に決めたところ、テーマがすぐ三つ浮かびました。「防災」「環境」「不戦」です。

それぞれについて抽象的にならないよう、「防災」は世界防災会議とODA(政府開発援助)を、「環境」では再生可能エネルギーを、そして「不戦」は日中・日韓関係をトピックに選びました。

*動画です(37分をテーマ別に四分割しました)

https://youtu.be/lCCg4Rgiyj0  防衛 (約6分)

https://youtu.be/cgQJoaOKY5Y 防災 (約14分)

https://youtu.be/fReOrhp6r_o 環境 (約9分)

https://youtu.be/SDn1wusaYtA 不戦 (約9分)

テレビ入り質問も2回目ですので落ち着いて取り組めたと思います。

最後の「不戦」を語るに当たり、戦後70年の節目にあたる日中・日韓関係という難しい問題をとりあげた背景には、議論を通じ、感情的になりがちな日本の外交議論を、より広い視野をもった戦略的なものに変えさせたいという思いがありました。

言葉に注意しながら(キーワードによっては、すぐ意図しない方向に取り上げられます)訴えたところ、昨年より一層思いのこもった答弁を引き出すことが出来たと思います。

これまで、30回ほど国会質問をさせていただく機会に恵まれましたが、常に心がけていることは、問題の追及であれ、政策の提案であれ、答弁者と「対話」をすること、国民や支援者の声を大事にすること、そして、大臣はじめ答弁者だけでなく、議場にいる国会議員全員の雰囲気を変える議論をすることです。また、パフォーマンスだけの議論は絶対しない、それが与党である公明党議員の責務であり、誇りでもあります。

まだまだ未熟なところが多いですが、一層、精進します。

明日3日は、いよいよ、統一地方選前半戦の告示日(埼玉県はじめ多くの道府県議会・政令市議会)です!

公明党地方議員と国会議員の連携である「チーム3000」の力をさらに強固にすべく、全員当選に向け、力を出し切ります。よろしくお願いします!

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