
旧姓の通称使用拡大に伴う課題を巡り議論した党PT=21日 参院議員会館
公明党の選択的夫婦別姓制度導入推進プロジェクトチーム(PT、座長=矢倉かつお参院議員)は21日、参院議員会館で、旧姓の通称使用拡大に伴う課題などについて議論した。
冒頭、斉藤鉄夫代表は、制度導入に当たり「さまざまな制度と共存するかしないかも含め議論を進めなければいけない」と強調し、党内議論を加速させていく考えを示した。
会合では、連合の井上久美枝副事務局長が、20~50代の働く男女に行った、夫婦別姓と職場の制度に関する調査結果を報告した。この中で「同姓でも別姓でも構わない」が64%に上ったほか、年齢が高くなるほど「通称使用だけでは対処しきれない不便」を感じている割合が高い傾向にあると説明。その上で、別姓を希望する人に選択肢を示すことで「姓の変更による精神的苦痛を回避できる」との見解を述べた。
こんにちは。矢倉かつおです。
皆様のご支援をいただき、参議院議員として全力の活動をしております。改めて、心から御礼申し上げます。
東西冷戦終結という激動のさなかに中学・高校という多感な時期を過ごした私は、その時から、自ら誇る「日本の力」を世界のために役立てる仕事をしたい!との思いを抱いておりました。
その後、日本はデフレ経済に陥り、そして東日本大震災、原発事故という未曾有の災害に直面しました。私が政治を志したのは、まさにそのときです。
世界のどこの国も、未来に対する不安を抱えている今こそ、私たち日本が世界の希望になるべきだ、そう確信したからです。世界のどこの国も経験したことがない苦難を味わう日本こそ、それを乗り越え、希望のメッセージを発することができるからです。私はその先頭に立ちたいと思います。
私が目指す社会は、誰もが「明日はもっとよくなる」、そう思える社会です。幸福な国とは明日への希望にあふれている国だからです。
座右の銘でもある「たくましき楽観主義」を胸に、現場を歩き、多くの方、とりわけ若者達に希望を与えることの出来る存在となってまいります。
2013年
参議院議員
矢倉かつお
1975年(昭和50年)1月11日生れ
埼玉県さいたま市浦和区在住
元・経済産業省通商政策局通商機構部参事官補佐
日本、米国ニューヨーク州弁護士を経て、2013年の参議院選挙埼玉選挙区で初当選し、現在2期目。農林水産大臣政務官や参議院法務委員長、財務副大臣などを歴任。
これまでの人生で起きた危機:中国旅行中に乗っていたツアーバスが山道を走行中にスリップし道路下に転落、九死に一生を得た。その後、同乗していた中国人のためにバス会社と交渉、賠償金を勝ち取った。
私の「克夫」という名前には「自分の弱さはすべて克服していきなさい。自分の弱さだけでなく、世界の困難をも克服していくのだ」という思いが込められています。小学三年生のときに父が事業で失敗をし、その後は昼夜を分かたず仕事漬け。専業主婦だった母も新たに運転免許を取得し、ヘルパーの仕事をしながら家計を支えてくれました。
大学生の時、父が末期の肺がんであると判明。経済状況が苦しいなか、医療費をどう工面するか。助けてくれたのは一人の公明市議でした。教えて頂いた高額療養費制度を利用。父は一年半の闘病の末、95年に亡くなりましたが、関係ない世界の人だと思っていた政治家が、人生に深く関わってくれた。この経験は、議員として国政に挑戦する大きな動機となりました。
2011年3月11日 東日本大震災の発災時、私は経産省に出向中でした。
当時、省庁の縦割りシステムを打破せず、掛け声だけの「政治主導」に失望し、「現場の声に耳を傾け、心ある政治を行いたい」「自分が変えていく」と立候補を決意しました。
2013年7月21日、たくさんの皆さまに応援を頂戴し、埼玉選挙区で初当選。
初心を忘れず、これからもその大きなご期待を生命に刻み、全力で頑張ります。