本年1月、“守れたかもしれない”1人の尊い命が失われました。
呼吸困難になり、自ら119番通報した久喜市の70代の男性。
25の病院から36回にわたって受け入れを断られ、3時間後に茨城県の病院で亡くなりました。
救急隊は搬送可能な病院を見つけるまで、電話をかけ続けていたようです。
今、深刻な医師不足が懸念されています。人口10万人あたりの医療従事者の数が、全国で一番少ないのが埼玉県なのです。
特に救急・小児科・産婦人科の医師が足りません。
苛酷な勤務体制から、体力的にも精神的にも仕事を続けることができなくなり、救急医療の現場を離れる医師が後を絶ちません。
医師等の待遇を改善し、医師不足を解消するための対策が絶対に必要です。
埼玉県議会では、昨年9月、公明党の石渡豊県議が、「iPad」のような「タブレット型端末機」の救急車への導入を求めて質問に立ちました。
救急隊はタブレットを使って、搬送先を検索。リアルタイムで情報を把握し、搬送先を短時間で見つけることができます。
実際にタブレットを使った佐賀県では、1回目で搬送病院を見つける可能性が9割に上昇したと言います。
本年5月、ついに埼玉県は今年度中に全ての救急車にタブレットを導入することを決定したのです。
新たな救急救命システムの力で、一人でも多くの命を救っていっていただきたいと強く願っています。
また私は、情報通信技術(ICT)を活用した「遠隔医療の拡充」を訴えています。
「専門医にかかりたいけれど近くに大病院がない」ということはありませんか?
インターネットなどの情報通信技術を活用すれば、近隣の病院でCTやMRIを撮影し、大病院に転送することができます。遠隔地にいる専門医から、その場で診断を受けるようなシステムも実現できるでしょう。
「命を守る政治」「命を救う政治」を一歩でも前に進め、「先進医療県・さいたま」を築いていくことを誓います。
矢倉かつお
≪テレビ埼玉等で埼玉選挙区討論会を放映≫
7月1日(月)の19時から21時まで、テレビ埼玉(地デジ3ch)で「2013参議院選挙立候補予定者討論会」が放映されます。
埼玉選挙区(定数3)への立候補予定者が顔をそろえ、政策論争を戦わせます。
また、同日15時から17時30分まで、さいたま市の大宮ソニックシティ「イベント小ホール」では、日本JC埼玉ブロック協議会が主催する公開討論会が行われます。
どちらも矢倉かつおが出演いたします。
フェイスブックでは矢倉かつおの決意を公開中です。
https://www.facebook.com/yakura.katsuo
私の人生に大きな影響を与えたのが、一人の公明党議員からのアドバイスでした。
68歳の父が肺がんで入院した時、私は19歳の大学生でした。
一家の大黒柱は不在。家計を支えるのは私のバイト収入です。
父の入院費用は月30〜40万円に及びました。
司法試験の勉強も諦め、大学も中退しよう――そう思い詰めていた時に、公明党の地方議員の方が駆けつけて相談にのってくださったのです。
「高額な医療費に自己負担の限度額を設ける『高額療養費制度』があるよ」と教えてもらい、月々の支払いは8万円台に削減されました。
このおかげで、なんとか大学を辞めずに家計をやりくりすることができたのです。
あの時の一言がなければ、私が弁護士になることもなく、今、こうして政治を志すこともなかったでしょう。
公明党は高齢者の味方です。
高齢者の方の利用が多い「高額療養費制度」をさらに使いやすくするため、2007年に公明党は「窓口での立て替えを不要」にしました。
以前は、限度額を超えた分は、一時的に患者が立て替える必要があったため、退院時に多額のお金を準備しなければなりませんでした。
公明党の訴えによって、入院患者の立て替え払いが不要となり、窓口での支払いが「自己限度額まで」で済むようになったのです。
また、公明党は「交通バリアフリー法制定(2000年)」に尽力するなど、公共交通機関のバリアフリー化を進めてきました。
例えば、今年の4月1日から全ての都営バスが「ノンステップ化」されました。都議会公明党の実績です。
高齢者や障がいのある方でも乗り降りしやすいように、乗降口に段差がないバスの導入割合を100%にしたのです。
私の政治の原点は、悩み苦しんでいる人に寄り添い、声をかけてきた議員の姿にあります。
「悩んでいる人の味方に」――この政治姿勢を一貫して貫いていきます!
矢倉かつお
≪ブログで政策・主張を発信中!≫
矢倉かつおの政策や主張を、ブログで発信中です。
埼玉は、モノ・技術・サービスの宝庫である――これが、県内中を回ってきた私の実感です。
特に、農作物の品質はトップクラスです。埼玉の野菜は、生産量日本一の小松菜をはじめ、ねぎ・ほうれんそう・ブロッコリー等、100種類以上にも及びます。
また、ある大学の研究によれば、おしいいお米の代名詞・新潟県魚沼産コシヒカリよりも、埼玉県産コシヒカリの方がおいしい、という研究結果も出たそうです。
こうした優れた埼玉ブランドを、いかに世界で売り出すか。重要なのは、自国の農産品に付加価値をつけ、売り出す「国際交渉力」です。
オランダは、九州よりもやや小さな国土ですが、アメリカに次いで世界第2位の農業輸出額を誇ります。しかも、日本の7分の1以下の農業人口であるにもかかわらずです。
その要因の一つが、国として農業を輸出産業と位置づけ、戦略的に、農作物の付加価値を高めていることです。
公明党は、参院選重点政策の中で「品目別・国別に農林水産物等の輸出戦略を作成」と明記し、農林水産物の輸出額倍増を目指します。
また、就農支援資金制度の拡充や、農家の経営所得安定対策など、農家一人一人の所得を増やし、日本農業の可能性を開く取り組みに全力を挙げていきます。
私には、優れたモノを生み出す技術はありません。しかし、これまで弁護士や経済産業省時代に培った、モノ同士を「つなげて」「交渉する」経験があります。
この経験を生かし、日本中の農家の「売る力」を伸ばす、お役に立ちたい。
世界に勝てる日本をつくる。その第一歩を、この埼玉の地から実現していく決意です。
矢倉かつお
きょう(7日)は大宮駅西口で朝のご挨拶をさせていただきました。
その模様をテレビ埼玉(地デジ3ch)が取材。終了後、「参議院選挙の争点は」「訴えたい政策は」といったインタビューに、短時間ではありますがお答えしました。
その中で私は「物価上昇を上回る所得の増加を実現する」という訴えをさせていただきました。
実際に中小企業を1000社以上回り、お話を伺ってきましたが、多くの方から「景気回復の実感がない」との声を聞いております。
やはり庶民の手元に届く「所得」が増えるまで、真の景気回復とは言えません。
「アベノミクス」ではデフレ脱却を目指し、2%の物価上昇の目標を掲げました。
しかし、物価だけが上昇して、もし所得が増えなかったらどうでしょう。生活は苦しくなるばかりです。
賃金上昇率は3%台を確保してこそ、私たちの暮らしは上向いていくのです。
2001年の国民の平均給与は454万円。2011年は409万円。この10年で45万円――つまり10%も給与が下がってしまいました。
公明党の経済政策は、この下がった平均給与10%分を数年間のうちに取り戻すことです!
特に、子育て世代の「世帯収入」を増加させることが少子化社会を考える上でも重要です。
そこで、賃金引き上げに取り組む企業や、雇用を拡大する企業への支援を拡充。また、女性の就労環境の充実、高齢者雇用も推進していきます。
目に見える形で、実質的に国民の生活を向上させるべく政策を総動員していきたい。
政治を安定させ、より良い日本の未来を切り開くため、私も全力で働いていきます!
矢倉かつお
≪テレビ埼玉ニュースに矢倉かつお登場≫
本日6月7日(金)21時30分から、「テレビ埼玉(地デジ3ch)」のニュース番組
「ウィークエンド930」で矢倉かつおが紹介される予定です。
「参院選公示まで1か月」をテーマにした特集の中で、本日朝のインタビューの模様などが短時間、放映されます。ぜひとも、ご覧ください。