若者と共に政治動かす

2022-05-31 ニュース

「命と暮らしの安心保障」最多
ボイス・アクション結果 矢倉青年委員長に聞く

公明党青年委員会(委員長=矢倉克夫参院議員)によるアンケート運動「VOICE ACTION(ボイス・アクション=VA)(メモ) 2022」(4月1日~5月8日実施)の集計結果がまとまりました。寄せられた声をどうカタチにしていくのか、今後の取り組みなどを矢倉委員長に聞きました。

メモ ボイス・アクション

全国の公明議員や青年党員、支持者が一丸となって取り組む政策アンケート活動。2016、19、21年に行われ、今年で4回目。寄せられた声を政府に届け、携帯電話料金の引き下げなど若者政策を実現してきた。

■街頭とネット上で実施“イイネ!”23万超に

――ボイス・アクション2022の結果がまとまりました。

矢倉青年委員長 今回は党青年委として、「生きる喜びを分かち合う社会」をつくるためにビジョンを五つ、「あなたと未来を拓くビジョン2030」として示し、“イイネ!”と思うものを選んでいただきました。党を挙げた動きとしていただき、山口那津男代表を先頭に、全国各地で青年党員の皆さんと一体となり、街頭調査とインターネットの特設サイトも利用。回答総数(複数選択可)は延べ23万4054に上りました。ご協力いただいた全ての方々に心から感謝申し上げます。

――最も支持を集めたビジョンは。

矢倉 「命と暮らしの安心保障を全ての人に」が全体の約3割の“イイネ!”を集め、最多でした。医療や介護、教育をはじめ、生きていく上で不可欠な基本的サービス(ベーシック・サービス)の無償化などを訴えるものです。内閣府が行った調査によると、18歳から29歳の若者世代では、生活に悩みや不安を感じている人が8割超に上ります。将来不安の解消を求める声の多さが、ボイス・アクション2022の結果からも裏付けられたと考えています。

――その他のビジョンについては。

矢倉 次いで多かったのは「個人の幸福が感じられる経済成長や働き方に」で22.4%でした。GDP(国内総生産)だけで測れない、個人の幸福が感じられる経済成長をめざし、柔軟な働き方やキャリアアップを支援するビジョンです。

その他は、一人一人の多様な価値観を認める「“ありのまま”が輝く多様な社会に」が16.4%、政策決定の場に若者の代表を増やす「“あなた”の声が届く政治や行政に」が15.9%、気候変動や核廃絶を推進する「“地球の未来”を守る日本に」が15.4%でした。

――ボイス・アクション2022の特設サイトには、自由に意見や要望を投稿できる「みんなの声」のコーナーもありました。

矢倉 「介護や保育で働く人の賃金を上げてほしい」「教育費の無償化を」「地球温暖化を防いで」など、約1万件もの多くの声を頂きました。どれも経験や実感からくる切実な声であり、また説得力も強く、若者の声こそ、全ての世代の課題を解決していく力になると改めて痛感しました。

■御礼・報告の街頭演説を展開 首相に政策提言を申し入れへ

――ボイス・アクション2022の声はどのように生かされますか。

矢倉 ボイス・アクション2022で示したビジョンを実現するために必要な具体的な政策案を、街頭や特設サイト上の「みんなの声」に頂いた声などを参考にしつつ、青年委所属の議員らで議論し取りまとめていきます。

――例えばどんな政策が考えられますか。

矢倉 「命と暮らしの安心保障」では、大学など高等教育無償化の対象拡大、出産育児一時金の増額などをめざします。「個人の幸福が感じられる経済成長や働き方」では、短時間勤務やテレワークの推進のほか、正社員と非正規雇用の区別なく育児休業を取得できる制度改正を進めます。

「“ありのまま”が輝く多様な社会」をめざすためには、性的少数者への理解を進めるLGBT(性的少数者)理解増進法の制定や、選択的夫婦別姓の導入などが必要です。

――「地球の未来を守る」「“あなた”の声が届く政治」については。

矢倉 核兵器禁止条約への理解を醸成し、同条約締約国会議のオブザーバー参加をめざすほか、環境に配慮した商品購入を後押しするグリーンライフ・ポイントを推進します。また、若者の政治参加促進のため、インターネット投票に向けた研究・検討も進めます。

――実現に向け、今後、どう取り組みますか。

矢倉 6月にかけて、ボイス・アクション2022の結果を報告するとともに、青年政策実現に向けた決意を訴える街頭演説会を各地で開催します。また、近く岸田文雄首相に直接、政策提言を申し入れたいと考えています。頂いた声の実現へ、若者と共に全力で取り組み、参院選勝利の突破口を開いてまいります。