2017-08-05
7月31日は稲津ひさし農林水産部会長(衆議院議員)とともに、北海道帯広方面へ。
輸出を含めた先進的な取り組みを視察に、JA帯広川西とJA中札内を。
川西は長芋、中札内では枝豆と、地元の農協が率先し販路を拡大、とれ過ぎによる価格暴落を輸出などで回避するとともに、集荷施設などの設備投資を通じた省力化を通じ生産性向上、コスト削減をし、全ての生産者の所得向上につなげています。
ともに80代、70代の組合長さんのリーダーシップによるものです。時には自ら負債を追ってでも組合員のため尽くす、という精神が人を結束させ、動きをつくってきました。
よくオランダ農業を学べという声を聞きます。
単純に輸出を増やすモデルとして言う声が多いですし、それも間違えではないですが、日本がオランダに学ぶものがあるとしたら、危機のときに生産者が共同し、産業界や学術界などと連携して自らの力で生産性を高め、乗り切った、まさに「協同の精神」です。両JAの取り組みからは、その精神の見本を見た気がしました。
また昨年の台風被害からの復興状況も確認、まだまた半ばです。引き続き頑張ります。