2017-08-20
公明新聞:2017年8月20日(日)付
即座に手を打つ力磨こう
埼玉の夏季研で井上幹事長
公明党の井上義久幹事長は19日、さいたま市で行われた党埼玉県本部(西田実仁代表=参院議員)の夏季議員研修会であいさつし、「生活者の夢と希望であり続ける党であってほしいとの衆望に応えるため、『議員力』をさらに強化し、次の戦いへ出発しよう」と呼び掛けた。
井上幹事長は、議員が磨くべき力のうち「現場力」の重要性に触れ、7月に秋田豪雨災害が発生した際、現地調査を基に政府に対し具体的な提案を行った経緯を紹介。「現場で何が起き、何が必要かを瞬時に判断し、即座に手を打てることが本当の『現場力』だ」と述べ、現場の声を真摯に受け止め、「現場力」を高めていく経験を積み重ねることで地域の信頼を勝ち取っていこうと訴えた。
続く質疑で井上幹事長は、核・ミサイル開発を進める北朝鮮問題について、17日に行われた日米安全保障協議委員会(2プラス2)で日米両国の結束を確認した成果に言及。北朝鮮の暴挙に歯止めをかけるには、「日米同盟を強化し、結束して対応していくことを北朝鮮に明確に知らせることが重要だ」との考えを示した。
西田県代表は「“プラスワン”を合言葉に、ミニ後援会づくり、公明新聞の拡大などに打って出よう」とあいさつした。
このほか、芦田芳枝・川口市議と遠藤光博・朝霞市議が党勢拡大に向けた取り組みを報告。研修会には、輿水恵一、岡本三成の両衆院議員、矢倉克夫、宮崎勝の両参院議員が参加した。