ネットカフェ利用者らへ 一時住宅の確保急務

2020-04-10

加藤厚労相に党対策本部などが提言

ネットカフェ利用者などへの支援を加藤厚労相(右から2人目)に申し入れる高木事務局長(左隣)ら=9日 厚労省

緊急事態宣言の発令を受け、ネットカフェで寝泊まりする人らが居場所を失う恐れがあることから、公明党新型コロナウイルス感染症対策本部の高木美智代事務局長(衆院議員)と生活支援プロジェクトチームの山本香苗座長(参院議員)は9日、厚生労働省で加藤勝信厚労相と会い、住居喪失者への一時住宅の確保などに関する緊急提言を申し入れた。

稲津久厚労副大臣(公明党)が同席。矢倉克夫党青年委員長、三浦信祐党青年局長(ともに参院議員)が参加した。

高木事務局長らは、(1)住居喪失者や一時的に避難が必要な人への一時住宅等の確保(2)相談窓口の周知広報(3)女性の住居喪失者への対応(4)包括的な支援体制の構築――に向け、国として最大限の支援を行うよう強く要請した。加藤厚労相は「全力で取り組んでいく」と語った。

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