2014-10-19
10月18日、福島県にて、双葉町住民の方々と懇談しました。
「政府には、いつ帰れるのか、帰れないのか、はっきり明示してほしい。それがあいまいなままでは、生活の安定への計画がたてられない」とのお声が複数。
また、中間貯蔵施設予定地の地権者の方ともお会いしました。
来年1月の搬入に向け、単純に手続きを踏むかのような政府の対応に、土地を売るか売らないかという以前の問題として、疑問を感じるとのお声が。
伊澤双葉町長とも懇談。同趣旨のことをおっしゃっていました。
改めて繰り返しますが、福島の問題で問われているいることは、行政や政治の姿勢そのものだと思います。
被災した方々は、みなさま、やり場のない思いを抱えていらっしゃいます。それをどこまで真正面から受け止め、少なくとも同苦する姿勢があるか。
行政が、それをビジネスか何かの一環と考えているのかと疑われるような対応をしてしまってはいけないと思います。
どこまでも誠実に、誠実がこれほど求められることはありません。
あらためて役所に訴えたいと思います。