国を守る外交の意義と東アジアの安全保障に向けた日韓関係改善
2022-11-14
埼玉選挙区選出の参議院議員 矢倉かつおです。
いつも応援いただき、大変にありがとうございます!
先ほどのメルマガに引き続き、
10月24日の岸田総理に対するテレビ質疑動画、
2、国を守る外交の意義と東アジアの安全保障に向けた日韓関係改善、についてお送りします。
https://youtu.be/lCdp-XctIbA
お時間あるときにご視聴ください。
*以下、質問のやりとりの概要です。
質疑では、早期の日韓首脳会談を求めました。
昨日、カンボジアで日韓首脳会談がなされたとのこと。
引き続きの信頼関係構築を求めます。
<矢倉>
「共同利益の最たるものの1つが、平和を守り、そのために国を守ること、つまり、「防衛」と「外交」」
「防衛という点で、懸念の一つは北朝鮮。7年前に私は特別委員会の場で当時の安倍総理に北朝鮮の弾道ミサイルの小型化、核武装の危険性と平和安全法制による日米共同対処の必要性を訴えた。事態はさらに悪化。」
「この対処のため、日本を守るために、私は今こそ韓国との外交関係を本気で改善しなければと考える。」
「確かに、韓国は政権が変わるたびに全てが変わる、そのたびに我々からしたらゴールポストを動かされた思いが強い、なかなか信頼できないというのが偽らざる本音。そして、妥協のための交渉など絶対にすべきではない。」
「ただ、前政権の時は、日米間のミサイル防衛システムにも参加しないなどと一方的に宣言しジーソミア(日韓秘密軍事情報保護協定)も一方的廃棄を宣言するなど、その対応ぶりはひどいものであったが、いまは、ユン大統領自身「日韓関係を過去の1番良い時期に戻したい」と話し、人事もユン大使のような知日派を、さらに最大の懸念の一つである徴用工問題についても、現金化の進行を止めるべく最高裁に意見書も出している。また、北朝鮮に対しては、日米韓を中心とした国際圧力の強化が必要との認識で一致している。」
「外交は、あくまでも自国利益のため、相手や国際社会との関係性を有利に導くための、不断の努力であるべき。すこしでも現状よりよくなる可能性があるのであれば、時期を逃してしまうのは、いけない。仮に相手のリーダーが、相手国内の世論から批判されるリスクを負いながらも、こちらに関係改善のシグナルを送っているのであれば、積極的にコンタクトをとるべき。」
「総理に、外交とは「国を、国民を守るために」こそある、との当たり前の事実の確認とともに、ご自身、外務大臣時代などに尽力された韓国との関係について、日本を守るための関係を構築するため、より一層、首脳同士の信頼関係を構築することに向けた決意を伺います。」
<岸田総理>
現下の戦略環境に鑑み、日韓および日米韓関係はこれ以上ないほど重要と認識している。
国交正常化以来築いてきた友好協力関係を基盤にしながら、日韓関係を健全な形に戻し、さらに発展させるため、首脳間を含め韓国政府との連携を深めていく。国民を守っていくという観点からの外交を進める、この観点から、より日韓の意思疎通を図っていく。