避難先確保の苦労続く

2019-10-26

埼玉・川越市で矢倉、輿水氏ら

浸水の障がい者施設を訪問

壁が傾くなど被災した施設を見て回る(右から)矢倉、輿水氏ら=25日 埼玉・川越市

公明党の矢倉克夫参院議員は25日、埼玉県川越市で、社会福祉法人「けやきの郷」(阿部叔子理事長)が運営する障害者支援施設「初雁の家」を訪れ、台風19号による浸水被害で使用不能となり、入所者の避難先確保への苦労が続く現状を聞いた。輿水恵一前衆院議員、大泉一夫、田畑たき子の両市議が同行した。

矢倉氏らは、施設の近くを流れる越辺川が決壊し、1階部分が完全に浸水した施設の状況を視察。壁が傾いたり、使えなくなった調理室の器具などを見て回った。

阿部理事長は、施設に入所する利用者40人について、ほとんどが自閉症の人で、市内で避難所生活を送るものの、慣れない環境のため強いストレスがかかっている状況を説明し、「当面の仮設避難所の整備を」と訴えた。

また、初雁の家が福祉避難所に指定されているにもかかわらず被災し、入所者は市内の避難所3カ所を転々とすることを強いられてきた経緯に触れ、「今回の災害を契機に福祉避難所が被災した場合の対策を検討してほしい」と要請した。

矢倉氏は「安心して避難できる環境の整備を考えていく」と述べた。