矢倉かつおです。
2017年も残りわずかとなりました。
この1年、皆様には大変にお世話になりました。本当にありがとうございました!!!
8月に農林水産大臣政務官を退任、そののちは、党参議院の筆頭国会対策副委員長として与野党折衝の前面にたち、また、議院運営委員会の理事として参議院全体の運営にも関与しております。
政策面では、党の経済産業部会長代理(次席代表)として、中小企業対策を含めた党の経済政策全般を担い、景気回復の循環に向け動いております。
過日は、経済産業委員会において国会質問いたしました。
通算65回目の国会質問です。政務官時代は質問できませんでしたので、約1年ぶりとなります。
質問の議事録と動画(40分)です。
議事録
動画
特に、「地域経済の基盤である中小企業振興こそ社会の安定に必要だ。中小企業は公的機能を果たしており、政府はその振興予算拡充をさらに進めるべきである!」と世耕経済産業大臣に強く訴えた時は、議場にいる多くの国会議員から、「そうだ!!」との声が出ました。
政府全体で中小企業対策費は2000億円弱です。雇用の7割を支える中小企業をさらに支えるため、政府は本気を示す必要があります。
そのほかにも数多くの質問、提言をいたしました。
特に、「事業承継に際しての相続税・贈与税の猶予拡充」、「後継者不足に悩む企業への支援」や「承継後の事業売却の際の税額配慮」、「賃上げのみならず社員の研修などの資金を投じた企業への法人税減税(税額控除)」、「(一定の要件を満たしたうえでの)償却資産に対する固定資産税ゼロ」などは、実現のめどがつきました。
また、「償却資産税の申告期限の柔軟化」の課題なども、総務省が検討をし始めました。
来年も引き続き、現場の声を政策として具体化するため徹して陰の努力を惜しまず、動いて参ります。引き続き、よろしくお願いいたします。
あらためて一年間、本当にありがとうございました。
どうか皆さま、よいお年を!!!
公明新聞:2017年12月23日(土)付
TPP11と日欧EPAの試算で党対策本部が強調
公明党のTPP等総合対策本部(本部長=稲津久衆院議員)は22日、衆院第2議員会館で会合を開き、米国を除く11カ国が大筋合意した環太平洋連携協定(TPP)11発効などに伴う経済効果の試算について、政府側からの報告を受けた。
席上、内閣官房はTPP11の発効により、国内総生産(GDP)を約8兆円押し上げると説明。さらに、欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)では、約5兆円のGDPプラス効果があるとし、「TPP11と日欧EPAを合わせて、(米国を含むオリジナル版の)TPP12にほぼ匹敵する」と述べた。
出席議員は「最終的に、経済効果が地域にどれだけ届くのか」とただし、地域経済の活性化策の強化を求めた。
公明新聞:2017年12月21日(木)付
無形文化遺産の登録記念フェスを開催
埼玉・小川町
伝統工芸の“和紙の町”として知られる埼玉県小川町。今年から「小川和紙の日」(11月27日)が制定され、イベント「小川和紙フェスティバル」がこのほど、町内で開催された。これには、公明党の山口勝士、高橋さゆりの両町議も参加した。
小川和紙は1300年の歴史を誇り、見た目の美しさと丈夫さが特徴。壁紙や障子紙のほか、名刺や賞状、ハガキや便せんなどで使用されている。町では地元に伝承される和紙の手すき技術を後世に継ぐ試みとして、昨年10月から担い手を育てる後継者育成事業を実施するなど、技術保存や産業の活性化に力を入れている。
2014年に小川和紙のうち、同町や東秩父村に伝わる「細川紙」の手すき技術がユネスコの無形文化遺産に登録。観光振興の効果も生まれ、伝統産業を後世に永く伝えていこうと今年6月、町議会は登録された11月27日を“小川和紙の日”に制定した。今回のフェスティバルは、この和紙の日を記念して開催したもので、町民や観光客らに小川和紙に触れ、親しんでもらおうと町が企画した。
「楮かしき」など作業体験
フェスティバルでは、和紙づくりの最初の工程となる、楮の木から原料の皮を剥ぎ取る「楮かしき」の体験コーナーのほか、カズヒキ(楮の黒皮を除去する作業)から紙を乾燥させて仕上げるまでの工程を体験できる「和紙マイスターになろう」のコーナーを設置。和紙の作品展、和紙絵などのワークショップ、小川張り子や和凧などの実演、講演会など盛りだくさんの内容が企画され、訪れた町民や観光客らを楽しませた。
議員企画のクイズコーナーも
また、同イベントを盛り上げようと町議会も公明議員が中心となって企画を提案し、「和紙博士になろう」と題したクイズコーナーを設置した。議員は和紙で作成された議員バッジを付け、会場入り口で参加者を歓迎。和紙にまつわるクイズを出しながら、参加者との親睦を深めた。参加者からは「和紙の日があることを初めて知った」「和紙作りを初めて体験でき、とても楽しかった」などの感想が聞かれた。
公明が保護や活性化に尽力
公明党は、1971年に初めて町議が誕生して以来、一貫して伝統産業の保護を後押し。小川和紙の需要拡大に向けた宣伝強化、学校教育での活用などを町議会で促し、和紙のまちづくりをもり立ててきた。今年9月の定例会でも山口町議が、和紙フェスティバルの充実を訴えていた。
山口、高橋の両町議は、「今後も小川和紙の魅力を広め、元気な街づくりに全力を尽くしていく」と語っていた。
公明新聞:2017年12月19日(火)付
新しいICC裁判官と懇談
山口代表
公明党の山口那津男代表は18日、参院議員会館で、大量虐殺や人道に対する罪、戦争犯罪などを行った個人を裁く国際刑事裁判所(ICC)の裁判官にこのほど当選した赤根智子・国際司法協力担当大使兼最高検察庁検事の表敬を受け、懇談した。矢倉克夫参院議員が同席した。
日本人のICC裁判官は赤根氏で3人目となり、いずれも女性。任期は2018年3月から9年。
席上、赤根氏は、国際社会の発展に向けてICCが「法の支配」を確立する重要性を指摘。その上で、ICC裁判官として「国内の法曹関係者がもっと海外へ出て、平和や刑事司法、法の支配に貢献する日本の姿を見せていけるよう道を開きたい」と抱負を述べた。
山口代表は、日本人では初の法曹界出身のICC裁判官となる赤根氏に対し、「大いに期待しています」と語った。
【久喜の齋藤市議とともに、障がい支援懇談会】
久喜の齋藤市議とともに、障がいあるお子様をお育てのお母様10人強と2時間ほど懇談しました。鴻巣の潮田市議も参加。
親亡きあとの子どもの人生をどう支えるか、切実な思いを聞きました。障がいがあっても学び続けれる場の提供、ジョブコーチ制度の充実や拡充、働く場開拓としての農福連携、障がい者年金など一つ一つ具体的な議論ができました。
貴重な提言も数多くいただきました。
さっそく、明日にでも役所と議論し、また、同じ場を設けて報告、引き続き連携取り合いたいと思います。
埼玉県立特別支援学校である羽生ふじ高等学園や、同じく県立の深谷はばたき特別支援学校などにも、党として視察できれば。
羽生ふじ高等学園や、
http://www.hanyufuji-sh.spec.ed.jp
深谷のはばたき特別支援学校
http://www.habataki-sh.spec.ed.jp
【久喜で防災講演会、来賓として挨拶いたしました。】
70年前のカスリーン台風により利根川決壊を経験した久喜市において開催された防災講演会に参加、挨拶。
防災公園整備の重要性や、防災・安全交付金などについて語り、国と自治体との連携を訴えました。
12月5日の委員会質問(全40分)の一部。14日に了承された与党税制改正大綱にも反映されました。
【2018年度与党税制改正大綱が、公明党の税制調査会総会などの合同会議で了承されました。私も所得税や法人税、固定資産税、森林環境税などについて連日意見、反映されました。】
税制大綱は130ページを超す大部です。この一つ一つを議論し、結論にいたりました。
税制大綱の詳細は、以下の公明新聞の記事を。所得税控除の見直しや寡婦控除、また、事業承継税制や中小企業の設備投資等で公明党らしさを発揮しました。
https://www.komei.or.jp/news/detail/20171215_26669
引き続き、平成29年度補正予算、平成30年度本予算について連日、関係省庁と協議が続きます。年末ギリギリまで。現場の声をしっかり反映させていきます。
公明新聞:2017年12月14日(木)付
講座で寄り添う子育て学ぶ
埼玉・朝霞市
児童虐待の防止をめざすセミナーとして、埼玉県朝霞市の市中央公民館でこのほど、子育て講座「ポジティブ・ディシプリン」が開催された。体罰による子育てではなく、子どもの考え方を理解して、子どもと共に日々の課題に向き合うしつけを学ぶことが狙い。
講座には、育児に励む市民ら約130人が参加。子どもに安心感や愛情を与え、ルールや行動の理由を明確に示すなどの子育て方法を学んだ。
参加した山本深雪さんは「子どもに寄り添って、一緒に成長することが大切だと学んだ」と語っていた。
公明党の駒牧容子市議は今年6月の定例会で、子どもへの暴力をなくすため、子育て講座の開催を提案していた。
【新宿駅西口にて青年街頭!】
13日、三浦のぶひろ参議院議員(青年局長)、杉ひさたけ参議院議員、慶野しんいち都議会議員、古城まさお都議会議員とともに、青年政策を新宿駅にて。
社会の、未来の日本の担い手である将来世代を支えることが、全世代の笑顔、幸福につながります。青年の党、公明党の実績、主張を訴えました。多くの人に手を振っていただきました。
【195回国会閉会をうけ街頭へ。火曜は大宮駅西口にて駅頭報告。閉会後も与党として税制協議に引き続き、来年度予算等、行政と協議します。】
さいたま市議の上三信あきら市議(西区)、宮沢のりゆき市議(大宮区)とともに。
政府が閣議決定した新しい経済パッケージにより、教育費の負担軽減に大きな一歩を記したことなどをご報告。公明党が主張してきた私立高校授業料の実質無償化など大きな前進が。
行政を説得し、ときに連立相手である自民党と真剣勝負の議論をし決定にまで持ち飛んではじめて「政策を実現した」といえます。
税や予算なども引き続き公明党の考えを丁寧に政策に落とし込みたいと思います。
公明新聞:2017年12月13日(水)付
押しボタンから定周期式に
埼玉・久喜市
埼玉県久喜市江面の交差点にあった押しボタン式信号機がこのほど、一定の時間で信号が変わる定周期式信号機に切り替えられ、近隣住民から喜ばれている。これは、公明党の権守幸男県議と岡崎克巳市議の連携プレーで実現した。
現場は、県道(さいたま栗橋線)と市道の交差点で、コンビニや飲食店などがあり、交通量も多い。現地にはこれまで、歩行者が県道を横断するための押しボタン式信号機しかなく、車両が優先道路である県道に合流したり、県道を横断するには、タイミングを見計らうか、押しボタン式信号機を赤信号に変えるしかない状況だった。
地元住民から相談を受けた岡崎市議は、現場を調査し、権守県議と連携。権守県議は県警に車両用信号機の整備など早期改善を要請した結果、定周期式に切り替えられ、市道を走る車両用の信号機や市道を渡る横断歩道も新設された。
近隣に住む磯ヶ谷広子さんは「通行の便が良くなって本当に感謝しています」と語っていた。
【輿水さんとさいたま市緑区のファームインさぎ山さんを訪問、都市農業の更なる可能性を実感しました。】
さいたま市緑区の、ファーム・インさぎ山さんを訪問。
農業って、こんなにも様々な力をもっているのかと実感しました。特に、農を通じ子ども達の心を、未来を耕す様々な取り組みに感動しました。
代表者の萩原さんは先祖伝来の土地を残したいという一心から多くの仲間とヨーロッパを視察、そこで都市部で農地がいかに住民を共生しているかを学び、この分野を開拓されました。
ご本人曰く「最初は変人扱い」だったとのことですが、いま、やっと都市農地の機能が理解されつつあると。
輿水さんと、大根を引き抜いてきました。すごい大きな美味しそうな大根でした。
「都市の農地には、都市部がかかえる社会的課題を全て解決する力があります」萩原さんの力強い言葉に対し、政治が出来ること様々ありそうです。さらに連携していきます。
公明新聞:2017年12月8日(金)付
市議と県議が連携 危険な通学路に信号機も
埼玉・川口市
埼玉県川口市でこのほど、安行藤八地区を通る都市計画道路浦和東京線が延伸開通し、地域住民から喜ばれている。延伸された区間は550メートル。周辺道路の渋滞が緩和されるほか、さいたま市から東京都内まで1本でつながった。
また、この区間は、市立安行東小学校と市立安行東中学校が隣接している通学路。児童・生徒の保護者は延伸に伴う交通量の増加を懸念し、通学時に道路を横断する際、車との接触事故を心配する声が上がっていた。このため、安全の強化として、学校側に近い横断歩道に押しボタン式信号機も設置された。
公明党の芦田芳枝市議は2015年2月と9月の定例会で道路の早期整備を求めていた。さらに、芦田市議は萩原一寿県議と連携し、子どもの安全を確保するための信号機設置を県に要請していた。
小学生の娘を持つ宇田川雅枝さんは「道路が開通し、子どもたちの通学も安全になり、本当に良かった」と語っていた。
公明新聞:2017年12月6日(水)付
矢倉氏 「人への投資」進めよ
5日の参院経済産業委員会で矢倉克夫氏は、来年度税制改正で、企業が賃上げした際に増加分の一部を法人税から控除できる所得拡大促進税制の延長・拡充を求めた。
その上で矢倉氏は、中小企業の賃上げ促進とともに「教育費など人づくり分野への投資が広がるよう対象を広げるべきだ」と訴えた。
平木大作経済産業大臣政務官(公明党)は、賃上げに加え、「教育機会の拡充を図る企業を強力に後押しするため、社内研修の充実など教育訓練に取り組む企業への上乗せ措置を図っていく」と応じた。
また矢倉氏は、来年度の予算編成に向け「雇用の7割を支える中小・小規模事業者への十分な予算の確保が必要」と強調。世耕弘成経産相は、「予算や税制、金融といったあらゆる面で中小企業を応援していく」と答えた。
【経済産業委員会委員(オブザーバー理事)として、中小企業対策や通商政策、農商工連携などを訴えました。】
5日の経済産業委員会で40分間、世耕大臣はじめ経済産業省に質問しました。大臣政務官をしていたため1年間質問できなかったので、久しぶりです。
特に、地域の雇用をささえ安定を担っている中小企業が有する「公的機能」に着目し、景気回復の実感という政府一体の目的達成のためにも中小企業予算の更なる拡充を求めました。世耕大臣からも力強い決意をいただきました。
また、通商交渉にあたっては、日本が主導してアジア・太平洋において自由で公正なルール作りをする意義を、自身の経験なども交えながら語りました。
親友でもある平木だいさく大臣政務官の答弁デビュー!!でした。的確な答弁、さすがでした。
以下が、大臣や政務官、中小企業庁長官などに質問し、それぞれ前向きな答弁をえたものです。
・事業承継にあたり、経営者と後継者のマッチング機能の強化
・事業承継後、経営判断等に基づき株式等を売却した際、過大な相続税や利子税がかからないよう、税評価を柔軟にすること
・償却資産に対する固定資産税の負担を、中小企業についてさらに軽減すること
・現状、1月31日の償却資産に対する固定資産税の申告期限を、選択制のもと、法人税などにあわせること
・所得拡大促進税制の延長・人づくりに向けた支援も対象となるように
・中小企業予算の更なる拡充
・TPP11大筋合意の意義、複数国間の経済連携協定が国内中小企業にどのようなメリットをもたらすか
・経済連携協定のメリットが地方の企業にまでいきわたるよう、海外ともつながりのある地方の中核企業と地方企業とのつながり確保に向け、どのような方策をとるか
・「コネクティドインダストリーズ」の意義、農業への可能性
・生産者の所得向上にむけた農水省と経産省の連携
議院運営委員会の理事をやりながらなので、準備等大変ですが、幅広い分野で議論ができる、しかもかつて自分が役所の立場で一部を担った経済産業行政について議論することはやりがいがあります。
【経済産業委員会委員(オブザーバー理事)として、中小企業対策や通商政策、農商工連携などを訴えました。】
5日の経済産業委員会で40分間、世耕大臣はじめ経済産業省に質問しました。大臣政務官をしていたため1年間質問できなかったので、久しぶりです。
特に、地域の雇用をささえ安定を担っている中小企業が有する「公的機能」に着目し、景気回復の実感という政府一体の目的達成のためにも中小企業予算の更なる拡充を求めました。世耕大臣からも力強い決意をいただきました。
また、通商交渉にあたっては、日本が主導してアジア・太平洋において自由で公正なルール作りをする意義を、自身の経験なども交えながら語りました。
親友でもある平木だいさく大臣政務官の答弁デビュー!!でした。的確な答弁、さすがでした。
以下が、大臣や政務官、中小企業庁長官などに質問し、それぞれ前向きな答弁をえたものです。
・事業承継にあたり、経営者と後継者のマッチング機能の強化
・事業承継後、経営判断等に基づき株式等を売却した際、過大な相続税や利子税がかからないよう、税評価を柔軟にすること
・償却資産に対する固定資産税の負担を、中小企業についてさらに軽減すること
・現状、1月31日の償却資産に対する固定資産税の申告期限を、選択制のもと、法人税などにあわせること
・所得拡大促進税制の延長・人づくりに向けた支援も対象となるように
・中小企業予算の更なる拡充
・TPP11大筋合意の意義、複数国間の経済連携協定が国内中小企業にどのようなメリットをもたらすか
・経済連携協定のメリットが地方の企業にまでいきわたるよう、海外ともつながりのある地方の中核企業と地方企業とのつながり確保に向け、どのような方策をとるか
・「コネクティドインダストリーズ」の意義、農業への可能性
・生産者の所得向上にむけた農水省と経産省の連携
議院運営委員会の理事をやりながらなので、準備等大変ですが、幅広い分野で議論ができる、しかもかつて自分が役所の立場で一部を担った経済産業行政について議論することはやりがいがあります。