憎悪表現(ヘイトスピーチ)規制で議論
2014.11.14 19:14(11年前) ブログメディア掲載情報 |矢倉かつお
公明新聞:2014年11月14日(金)付
奈須教授と意見交換する遠山座長ら=13日 衆院第2議員会館奈須教授(右から2人目)と意見交換する遠山座長(右端)ら=13日 衆院第2議員会館
党ヘイトスピーチ対策プロジェクトチーム
特定の民族や人種への差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)について、公明党ヘイトスピーチ問題対策プロジェクトチーム(PT、遠山清彦座長=衆院議員)は13日、衆院第2議員会館で会合を開き、西南学院大学の奈須祐治教授が憲法学から見たヘイトスピーチについて講演した。
講演で奈須教授は、憲法学におけるヘイトスピーチの議論には、(1)規制積極説(2)規制消極説(3)中間説―などがあることを説明。その上で、論点や諸外国の規制例を示し、規制のあり方などを語った。
講演後の意見交換では遠山座長らから、「著しく脅迫的な表現は規制すべきではないか」「表現の自由への配慮も大事になる」などの意見が出た。
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