2015-07-01
6月28日の日曜日、陝西省と日本の経済・文化交流活動の推進をはかるための団体の設立会合が都内で開催され、来賓として参加しました。
陝西省といえば、西安。私もなんどか訪れました。かつての前漢や唐の都、長安であり、シルクロードの起点でもあります。
「シルクロード」という響き、私にとって特別なものがあります。小学校のとき、シルクロードを紹介するNHKのドキュメンタリー番組で流れていた喜多郎さん作曲の音楽が好きで、何度も繰り返し聞きました。放送委員会に所属していたのですが、お昼時の音楽としていつも全校に流したりもしました。
「シルクロード」という言葉に触れるたびに、古代から綿々と続く人の営みを感じ、文明の交流という壮大な視点とともに、人類への愛情みたいなものを私は感じます。
急遽、中締めの挨拶を依頼されたので、そんな思い出とともに、今日の会合を機に、日本と陝西省、中国とのさらなる緊密をはかり、21世紀のシルクロードを、と、中国語も交え訴えました。
公使はじめ中国大使館から来られた方とも、親しく対談いたしました。
一つ一つの対話が大事です。