ご意見ありがとうございます

2025.10.12 09:22(2日前) ブログ |矢倉かつお

私のこのポストに対し、ご意見ありがとうございます。
長文ですがお許しください。

1)
「自民党を変え」、に多く反応されてます。
「自民党の意見を変え」、の意図でしたが、
私の言葉の拙さで、ご不快に思われた方に対し、まず、謝罪します。

政治は対話による戦いで、
言葉を変えれば、
相手の意見を「変える」ためにやってます。
もちろん、こちらが意見を「変える」こともある、ときに妥協も。
公明党も私も、妥協するところは、してきました。

自民党との議論は、理念も考えも違う同士、緊張感ある良いものでした。
それは、合意形成をはかり、前に進めるという責任感は共有していたからです。
一部政党のような、ただ、批判するだけとは違います。

閣内外に関わらず、今後も、この良い意味での緊張感は維持すべきと思います。

真剣に議論し、お互い、変わるところは変わっていく。

そして、繰り返しですが、

公明党らしくいくために、閣内と閣外、どちらが良いか、
その考慮の結果が、今回の決定だったと私は思います。

2)
そのうえで、今回の離脱の決断を、さも裏切りであるかのように言うコメントがあるのは違和感が。

そもそも、公明党は26年前、自民党に請われて連立を組みました。

連立は、義務ではないです。

今回は、組閣にあたり、連立を組むほどの信頼関係ができなかった、ということ。

なぜ、今なの、ということですが、まさに組閣をする協議の場が今だったから、です。

私は、自民党との26年間の信頼関係は引き続き、大事だと思ってます。

連立という、組閣にあたっての協議から離脱しても、
党と党で決裂したわけではない

これは冷静に考えればご理解いただけるかと思います。

3)
残念なのは、コメントのなかに、
公明党に対する偏見というか、差別的なものも多くあったこと。

特に、公明党の中道の精神を、小馬鹿にしたような意見は許せません。
公明党の「中道」とは「中国」だ、などと。
何言ってるんですかね、妄想の世界ですね、これは本当に。

中道とは、道に中(あた)るの意味です。
政治としての道、
現場主義であり、目の前の人のために何ができるか、悩みきる政治姿勢と私は考えます。
中道とは、人々のための解を求めつづける智慧のダイナミズム、です。

この理念に対し、基本も知らず、浅はかな意見を匿名で発するのは、愚かで卑怯です。

そんな誹謗中傷をしたいのなら、堂々と、自らの氏名を名乗って責任ある発言として言いなさい。
言えないのなら、その程度の発言だということです。
SNSの影に隠れて、不満を吐き出すだけの発言なら、軽蔑にも値しません。

4)
「媚中派」公明党が何をいっているか、というコメントについて

私は公明党員ですが、
外国人の投資目的の不動産爆買いは規制すべきと考え、
この3月に国土交通省に言いました(事実が証明できないと、担当者は主張してましたが)し、
スパイ禁止法も内容によっては成立させてしかるべきと思ってます。
かつて中国がレアアースを輸出規制した時は、提訴にも関わりました。

そんな色んな意見のある公明党を、ロクに知ろうともせず、
まるっと「媚中派」などという、枠組みでしかみれない人は、
レッテル貼り思考でしか考えられない、
自分の頭で、自分の言葉で、考えてない人です。

5)
そもそも「媚中派」ってなんですか。
公明党議員に中国に媚びてる人などいません。

そして、公明党は中国に強く言うべきは言ってます。
それは、対話してるから、言えるんです。

中国と対話をすることが、媚中派だという人は、
どんな国際関係を考えているのでしょう。
中国と話もするな、と。
国交断絶しようというのですか。
これだけ緊張関係抱えている中で、そんなことしたら、不測の事態があったら即戦争ですよ。

それをなくすため、対話しているのに
媚中派だ、なんだと、頭でっかちの議論でしか投稿しない人は、何かあった時、責任取れるのですか。

どんな世界秩序を考えているのか、そこを聞いてみたい。

6)
公明党を、
世間で拡散されている、会談前の和やかな雰囲気の動画や写真だけみて、やれ「媚中派」だと。

思考が短絡的であることを晒しているだけ、に感じます。

蛇足ですが、
すぐに、あいつは、やれ「媚中派」だ、などと外交でレッテル貼りする人ほど、
外交的には何もしてない人が多い。
内向きに強い言葉を言っているだけ、極端にはSNS でだけ強く言っているだけで、
言うべき相手には、何も言ってない人のように思います。

それは外交ではないです。

7)
そして最後、選挙協力について

前から思っていましたが、
自民党支援者の、本当にごく一部ですが、

公明党が利権を求め連立組んでるかのように思っている方も、
そして、自民党が公明党のために連立してやっている、みたいな、
公明党を助けてやっているかのような、

極め付けは、
公明党を下に見ているというか、バカにしているというか
厄介者扱い、というか、足枷せ扱い、というか
内心そう思っている方が、ごくごく一部ですが、いるのは事実。

そして、国政・地方問わず、自民党議員の中にもそういう考えを内心持っていた人もいたでしょう。
公明党は邪魔だ、と。

それでも、党対党の関係では、そんな議員でも選挙を応援してきました。
国政・地方問わず。
でも、今後はそんな必要はないです。
もう、我慢の限界だったと思います。

公明党がいなくなり、スッキリした、という、一部自民党支援者の方の声も。

これからは人物で。
私もスッキリしています。
本当に応援したい自民党の人も、たくさんいます。
それはこれからも、しっかり応援しようと思います。

以上です。

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