2018-07-23
矢倉かつおです。
非常に暑い日々が続きます。今日は何と熊谷市で国内観測史上最高の41.1℃を記録しました。どうか、熱中症対策を万全に、お気をつけください。
5年前のちょうど今頃(7月20日)、初当選を果たしました。
引き続き、感謝の思いを力に変えて「現場を走り、世界に挑みます!」
さて、通常国会が昨日、終わりました。
議院運営委員会(議運)の理事として、あらゆる国会運営に関与しました。
「縁の下の力持ち」に徹し抜いたことは、今後に活きる貴重な経験です。
今日は、久しぶりのメルマガですが、国会最終盤で感じたことをお伝えします。
どうしても許せないことが二つありました。
批判めいたことを公言することは本意ではないのですが、あるべき政治を伝えるため、あえてお伝えします。
一つは、いわゆるIR法案をめぐり、私の尊敬する石井大臣に対し、中傷まがいの発言が多くなされたことです。
豪雨対策を後回しにしている、などと叫ぶ人たちがいました。
しかし、幅広い職責をきちんとこなしながら、何よりも、被災地のために心を配り、寝食を忘れ活動している石井さんの姿を知っての発言でしょうか。だとしたら、良心を疑います。
ひどいのは、大臣に対し、「人殺し」などと発言した野党議員がいたことです。愕然としました。
その野党、最後にやったのは、長さを競うだけの演説で、本会議採決までの時間をいたずらに引き延ばし、一刻も早く地元に戻りたい被災地出身の議員の方々を一晩足止めしたことです。
被災地を顧みないのはどちらか、強く抗議します。
そして、もう一つは、採決にあたり、野党の議員3名が、「豪雨災害の政治利用」と
いってもいい内容の横断幕を掲げたことです。
あれは政治利用です。なぜなら、発言している人の姿や雰囲気をみていても、被災地への真の思いが、どうしても伝わってこないからです。
このうちの一人は委員会でも、理事会で決められたことを守らずに、延々と怒鳴り続けていました。
公明党への事実に基づかない侮辱もありました。
最後は、委員長に暴力行為まで働いていました。
一人の被災者をお助けするために必要なこと、それは、みえた課題を議論し、予算の中でどう実現するか、悩むことです。
法改正も必要かもしれません。
政策実現に魔法はありません。必要なことは、99%の陰の努力です。
政治家に求められることは、悩み、人の見えないところで努力すること、私はそう確信しています。
それをわかっている人は、こんなパフォーマンスはしません。パフォーマンスでは誰も助けることができないからです。
メディアの前でことさらに、居丈高に怒鳴り、罵る、こういう姿をみせる人は、ほぼ、実現への陰の努力をしない人だと言っていいと思います。
目線はメディアの方だけを向き、その先に大衆はない。あの横断幕を見て率直に感じました。
日本の政治には、大衆無視のパフォーマンス風潮がはびこっています。
政治は監視しなければ腐敗するものです。監視対象は、全ての政治家です。
真に監視すべき政治の魔性と対峙し、国民の目となり活動する政治家がもっと増えないといけない、私はその中の一人として活動する、その決意を抱きました。