【続】「国論を二分するような大胆な政策」の転換とは

2026.02.01 10:41(2か月前) ブログ |矢倉かつお

責任ある積極財政をあげる方が多かったですが、
お金をかけるべきところにしっかりかける、は当然です。

問題は、
「何に、どの程度、積極的にお金をかけようとしてるのか」
総理は、何に積極的にお金をかけることが、
「国論を二分する」ほどのものとお考えなのか、
ここをもっとはっきり言ってほしい。

本当にそこが争点なら、
予算案が国会に提出され、議論を通じて論点が整理されてから、解散でもよかったはず。
予算審議前に解散する意味が、余計わからないです。

制度の問題だ、単年度会計主義がいけない、というお声もありますが、
どこを課題視されているのか。
年々の予算編成が長期的な投資戦略を妨げるというのであれば、
今でも基金や国庫債務負担行為など活用し柔軟化をしています。
一気に、単年度会計そのものを壊す意味は何か。
あと、プライマリーバランス黒字化目標を複数年度でみること、
これも賛否はありますが、国論を二分するとし解散するほどの課題か。
ちなみに、複数年度の方針は、今年の骨太案に記載される見込みとのこと。今回の解散はその骨太案を認めてもらうためのものですか。それはないでしょう。
そもそも、これも、どう複数年度でみるのか具体的な内容はまだ何も言ってません。

とにかく、
聞こえる言葉は、耳触りの良い言葉の、印象だけを、問いかけ強調するのが多くて、議論が全然深まらない。

解散してまで国民に議論してもらいたかったことがあるのなら、

もっと、その内容、伝えるべき内容を具体的に総理の口から訴え、伝えてほしい。
情緒的な言葉が多い印象です。

あと、「責任ある」、の意味ももっと語ってほしい、です。
どこの誰への責任なのか
財政懸念への責任なのであれば、
ジワジワあがる金利を見据え、債券市場との対話も責任持ってもっとなすべきでは

一方で、
こんな発言を簡単にされてしまうし

https://nikkei.com/article/DGXZQOUA3120L0R30C26A1000000/

円安で外為特会ほくほくとか
輸出企業は儲かるとか

国内投資の重要性は誰も異論ないです。

あえて、為替に言及してまで(普通、しないでしょう)
このような発言をするということは、
輸出を行う大企業儲かれば、国の経済規模が大きくなればいいじゃないか、
とだけお考えなのかな、と思ってしまう。

円安が、一人一人の家計にどこまで影響するのか、という視点がどこまであるのか、この寄り添う視点ももっとほしい。
残念に思います。

積極財政が為替に与える影響を牽制する目的だったのかも知れませんが、
それであれば、総理のいう積極財政の内容をもっと語って、データや事実に基づいて市場と対話して欲しい。

結局、
国家目線の経済か、国民目線の経済か
どちらを選ぶかが、
一つの争点なのだと思いました。

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