「いじめ」問題で国会初質問

2013-11-13 メルマガ

矢倉かつおです。
彩りの秋、心おどる時季ですが、フィリピンの台風被害を見るにつけ、被害の大きさに胸が痛みます。一日も早い復旧を祈ります。

11月5日、人生初の国会質問を文部科学委員会にて行いました。私が取り上げた課題は、「私学(私立学校)のいじめ防止対策」です。
きっかけは、私の国会事務所を訪ねてくださった一人のお母様の声でした。

その方の息子さんは、私立の中学校に通うサッカー好きで活発なお子さんでしたが、いじめに遭い不登校となってしまいました。
学校の対応が不十分であったために問題は悪化。困ったお母様は教育委員会に相談しますが、「私学の問題なので管轄外」との返答だったそうです。
そこで私学の監督機関たる自治体に相談したところ、「私学の自主性の問題だから何も出来ない」との返事をうけてしまいました。
「誰も助けてくれません!」――こう叫ぶお母様の涙をみて、いじめに遭った子が泣き寝入りをする現状を変えなければと、強く思いました。

早速、文部科学省の私学担当部署に要望を伝えたところ、「いじめ問題は別の部署の担当でして」とにべもない返事。
私学には私的自治の原則もあり、国も私学内のいじめに対し、公立学校ほど関与しないのです。
もちろん、大半の私立学校が、これまで「いじめ対策」に真剣に取り組んでこられたことを私も知っております。
しかし、仮に私学で深刻ないじめの問題が発生した時に、今のままの体制では学校内で被害者とご家族が孤立してしまうというような事態も起こりかねません。
ならば直接、大臣に訴えようと思い、今回の国会質問となったわけです。

質問で私は、「教育の目的は『子供の幸福』。それを脅かす『いじめ』という課題に対し、公立学校も私立学校も関係ない」――こう下村文部科学大臣に訴えました。
大臣は大いに賛同し、「省内の垣根を払い、より一層連携して指導、支援していく」という趣旨の約束をしてくださいました。
小さな一歩ですが、行政の壁を破り、次につながる一歩とすることが出来ました。

一人のお母様の声が行政を動かす。大事なのは「現場の声」。
改めて原点を確認させていただいた思いです。

いよいよ国会も終盤です。今週からは国家安全保障に関する特別委員会での議論にも参加します。一層頑張ってまいります。

185回 文教科学委員会(私学のいじめ問題等)

2013-11-05 国会質問議事録

○矢倉克夫君

ありがとうございます。公明党の矢倉克夫です。
さきの参議院選挙、埼玉選挙区、初当選をさせていただきまして、今日が初めての質問となります。どうぞよろしくお願いいたします。(発言する者あり)ありがとうございます。
先週の下村大臣による御挨拶、国づくりは人づくりである、全く共感をいたします。私、まずこの人づくりとは何であるのか、念頭に置きながら、二点、いじめ問題とオリンピック、パラリンピックについて御質問をさせていただきたく思います。
まず冒頭、いじめ問題、特に私学でのいじめ問題についてです。
今私の手元に、あるお母様からの要望書がございます。この方のお子様、息子さん、現在私立中学の学生さんでいらっしゃいますが、学校内でいじめに遭いまして登校できない状態になっております。学校もなかなか適切な対応ができず、お母様はいろいろ悩まれて教育委員会の方に御相談に行きましたが、私学の問題ですので教育委員会は管轄外。やむなく自治体の教育課の方に相談をしましたところ、教育、いじめの専門家がいらっしゃらない。対応として返ってくるのは、私たちは話は聞けるけど何もできませんというようなお声ばかりでございました。どうしようもなくなりまして、結局、その息子さん、現在中学校三年生、中学一年の半ばからずっと登校拒否の、登校できないというような状態になっております。一生懸命、一時期は学校の方に通おうとしたんですが、サッカー大好きなこの少年、部活の先生にも、君は休んでいるわけだからレギュラーにもうなれないんだと、そういうような心ない言葉も受けてしまいまして、結局、心を閉ざしたまま今この状態になっているということです。
先日、このお母様、私の下にいらっしゃいましたが、何でこういじめに遭った子供がやむなく転校せざるを得ないような状況に追い込まれてしまうのか、もっと国が何かできないんでしょうかともう泣きながら訴えられました。
その思いも込めて、幾つかちょっと質問させていただきたいと思います。
私、まず最初に思いましたのは、私立のいじめ現場、対応するノウハウ、教員がいじめにどうやって対応すればいいのか教わる機会というのが公立に比べてなかなか少ないのではないかという点でございます。
お手元に配らせていただきました文部科学省の資料、平成二十三年度児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査、様々な項目が書かれております。三十四ページと一枚目に書かれているところ、いじめに対してどのような取組を日常しているのか。職員会議等を通じていじめ問題について教職員間で共通理解を図っている、これは公立が九〇%数値出ておりますが、私立は六五%。また、道徳や学級活動の時間にいじめにかかわる問題を取り上げる、これは公立八六%、私立は六〇%。その他の項目も大体私立は公立に比べて三分の一から半分ぐらいです。いじめの問題に対して地域の関係機関と連携や協力をしたのは公立で一二%、私立は一・七%。また、いじめを認知した場合、裏に回らせていただきますが、アンケート調査を実施したのは公立九七%、私立は四三%。家庭訪問をしたのは公立六一%、私立二八%。このような数が出ております。
このようなことからは、公立の学校の対応に比べて私立の対応はやはり少ないのではないかと。特に、教員へのいじめ対策指導について、教育委員会が教員研修センターなどを通じて研修を行っておりますが、受講する教員の方々、例えば公立五百五十人に対しては私立三人ほどというようなお話もお伺いをしております。
まず、いじめ防止対策法十五条二項で、公立、私立をかかわらず、教職員のいじめ対策に関する理解を深めるための啓発活動を学校に義務付けておりますが、この規定の実効性を図るために具体的にどのような対応をされているのか、お伺いしたいと思います。

○政府参考人(前川喜平君)

先生おっしゃいますとおり、私立学校におきましても公立学校と同様に、いじめ対策に当たりましては、教職員が平素よりいじめを把握した場合の対処の在り方につきまして十分理解を深めておくということが必要でございます。
文部科学省におきましては、最近の事例でございますと、いじめの防止等に関する普及啓発協議会というものを開いたわけでございます。これはこの十月の三十一日と十一月の一日の両日開催いたしました。この協議会は、教育委員会あるいは全国の私立学校も含めた教職員を対象にいたしまして、いじめの問題に取り組むために必要な基礎的な知識の習得と理解を図るということ、さらに、いじめ防止対策推進法が成立いたしましたので、その法律に係る国のいじめ防止基本方針を説明いたしまして、いじめ対策の効果的な推進を図ろうとしたものでございます。この協議会には参加者が五百五十四名おりましたけれども、うち私学関係者は百八名、約五分の一は私学関係者でございました。
また、私立学校のいじめ対策の強化を図るためには、いじめ対策に関する事業といたしまして、文部科学省が委託をして研修事業を実施していただいているというケースがございます。これは一般財団法人の日本私学教育研究所に対してでございますけれども、私立学校教職員のいじめ等の問題行動への対応スキルを向上していただくと、それを目的といたしまして研修事業の実施を委託しているところでございます。
先ほど先生が御指摘のございました、国の独立行政法人の教員研修センターが主催しておりますいじめの問題に関する指導者養成研修というのがございますが、これにつきましては、今年度の研修参加者五百五十一名おりましたけれども、うち私学関係者は三名にとどまっているということでございます。従来、独立行政法人教員研修センターの研修事業が主に公立学校の教職員あるいは教育委員会の指導主事等を対象としているということからこういった結果になっておりますけれども、今後とも、これらの取組を通じまして私立学校におけるいじめ対策の支援のためにも教員の研修の機会を増やしてまいりたいと考えています。

○矢倉克夫君

ありがとうございます。引き続き御対応いただければと思います。
いじめによって不登校になった生徒が直面する最大の課題は、やはり進学の問題もあると思います。いじめを理由にした不登校などによって出席日数が足りない、このような状態に置かれた、それに対する救済措置としてレポートの提出や追加テストなども考えられると思いますが、この点について御見解をいただければと思います。

○副大臣(西川京子君)

ありがとうございます。
本当に、いじめが原因で不登校になった子供さんを持つお母様、母親の気持ちって本当に切ないものがあると思います。そういうときに、教育委員会等がそれに対して余り対応が適切でなかったというような現状は、やっぱり今このいじめが本当に教育の現場で最大の課題になっているわけですので、もう少し何とか対応の仕方があったろうにという思いもありますけれども。
そういう中で、当面、一番の関心事は高校入学だと思うんですね。そういう中で、高等学校の入学者選抜というのは学校教育法施行規則の九十条第一項で規定されておりまして、中学校が作成する調査書、いわゆる内申書ですね、それと学力検査の成績、そして必要に応じて各高等学校が独自に設定する要件に基づき、各学校、高等学校の校長が認可する、基本的に校長先生にその権限があります。
ですから、そういう中で、この不登校生徒の取扱いにつきましては、文部科学省の方でもかねてから、従来より、進学動機等を自ら記述した、きちんとそういうものを書いた書類の提出、それと、調査書以外にそういうものを提出させて、調査書とともにそういう自己申告の記述したものなどを参考にしながら適切な配慮をするようにという弾力的な取扱いを促していたところでございます。
ただ、現実に、不登校の子供たちについて、一部の高等学校ではやはりそういう合否の判定について欠席回数を考慮に入れないようにするなど特別な取扱いに配慮が行われているんですが、現実には、やはり全体の千三百校のうち二百十二校が特別な配慮をしていると答えたということで、一割弱ということで、文部科学省としては、やはり今後、高等学校の入学者選抜においてはこの不登校生徒に対して弾力的に取り扱うようにと、なお一層促してまいりたいと思います。

○矢倉克夫君

ありがとうございます。
特に私学はどうしても私的自治の範囲内でなかなか対応も難しい部分があると思いますが、是非御対応いただければと思います。
最後に、やはりこの私学のいじめに関して、いじめの最大の課題は、いじめに遭われた方が相談する窓口というのが公立に比べて私立はやはり少ないという点であると思います。どうしても私的自治、自主独立を重んじるという部分が入ってきますので、行政はなかなか立ち入れない部分はあるんですが、先ほど御紹介した要望書の中でも、本当に親子共々消えてしまいたいと思うほどつらい、もう誰も助けてくれない、こういうようなお声を聞くと、私学といえども国はもう少し関与できるのではないかと改めて思うところです。
私は教育の目的というのは子供の幸福であると思っております。社会全体で教育、支えていく、その社会、教育のための社会というものを構築するためにも、やはりこの目的観に立ったときは、子供の幸福のための共通の課題であるいじめにどう対処するのか、これは公立であれ、自主独立を重んじる私立であれ、全く同じことであると、このように感じております。ですから、やはりもう少し国が私立のいじめ問題に対しても積極的にかかわっているというメッセージも発する必要があると思います。
例えば、平成二十五年のいじめ対策等総合推進事業として四十七億円を付けて、公立では全公立中学校のスクールカウンセラーの配置、拡充なども行っております。私学においても、私学助成の特別補助金の増額など、いじめ問題に対応した教育相談体制の拡充、考えられます。また、文科省の児童生徒課にはいじめ対策の部署があります。私学行政課においても関連部署と連携をしていじめ対策の強化が図られるべき、このように御尽力されたいと改めて感じるところではございますが、大臣、御決意をいただければと思います。

○国務大臣(下村博文君)

委員のおっしゃるとおりだと思いますが、ただ、矢倉委員のこの資料ですけれども、このアンケートで、私学の方が取組が熱心でないのではないかという数字についての御指摘がありましたが、必ずしもこの数字で私学が不熱心だとも言えないのではないかと私は考えておりまして、これは学校がきちっと取り組むという自負の下に、こういうことをしなくても済んでいるという私学も一方でかなりあるのではないか。ですから、単純に公立と国立で比べて私学が熱心でないとはちょっとこの数字上言えないのではないかというふうに思いますが。
ただ、御指摘のように、私学でもいじめに遭っている子はやっぱりいるわけですね。こういう現象に対しては、いじめは決して許されないと、これは加害者にも被害者にも傍観者にもさせない、これが前国会で、まさに超党派の議員立法で作っていただいたいじめ対策防止法でありますし、これをあらゆる子供に対していかに徹底させるかということについてしっかり取り組むことは、これは公私を問わず当然のことだというふうに思います。
今、御指摘のようなことがあった中で、個々の私立学校の対応については私立学校の所管庁である都道府県の私立学校主管部局が基本的には行うというものであります。いじめ防止対策推進法に基づき先日策定した国の基本方針においても、私立学校主管部局において、重大事態があった場合等に適切に対応できるよう、体制を整備するとして、都道府県の私立学校主管部局の体制整備を促しているところでもございます。文科省においても、所管庁がその機能を十分に果たすことができるよう、教学面の指導を所管する初等中等教育局と、そして私立学校法に基づく学校法人経営の指導や私学助成を所管する高等教育局がより一層連携して指導、支援をしてまいりたいと考えております。

○矢倉克夫君

ありがとうございます。
私学の方が不熱心だというよりは、一つ、やはり私立の教育の現場の方々がいじめに対してどう対応していいのか公立に比べて学ぶ機会がひょっとしたら少ないのではないかと、そういう問題意識で質問をさせていただきました。
いじめ問題、やはり国がどうしても私立の中の話だからというふうに引いてしまうと、それが一つのメッセージになってしまうこともあるかと思いまして、国が私立についても、いじめというのは本当に共通の子供の幸福に対しては大変な問題であって、しっかり対応していくという、そういう力強い前向きなメッセージを今大臣からいただきました。更にいただければというふうに思い、改めて質問させていただきました。
次に、オリンピック、パラリンピックについてでございます。
オリンピック・パラリンピック招致が決定をいたしまして、私も感動の余り跳び上がってしまいました。本当に御関係の方々のこの決定に対するまでの並々ならぬ御尽力に改めて敬意を表したいと思います。一連の招致活動において私が特に感動をいたしましたのは佐藤真海さんのプレゼンテーションであります。私にとって大切なものは、私が失ったものではなく、今私が持っているものである、佐藤さん、このようにプレゼンテーションでおっしゃいました。この言葉を聞いて、本当に障害の中で必死に頑張った方の力強さというのを改めて実感をした次第です。
今回、東京でパラリンピックが開催される、私、佐藤さんのお話を聞いて、少なくとも二つ意義はあるなと実感をいたしました。
一つは、このパラリンピアンの力強さ、これを次代を担う子供たちが間近で見ることで、困難にも打ちかつ力というのを培っていく教育的意義であると思っております。
オリンピックのアスリートの方々の見せてくれるはらはらどきどきするような興奮と、また夢、希望、これもすばらしい。他方、パラリンピックのパラリンピアンの方々は、本当に不幸にして障害を負ったわけですが、努力に努力を重ねて健常者以上の技術を示される、これを見て本当に子供たちが、こんなに夢と希望と感動を与える姿見せられて、前に向かって頑張っていこうと思える、これほど教育的意義はないと改めて思っております。
二点目は、私、日本でパラリンピックを開催することで、いわゆるノーマライゼーション、障害をお持ちであっても健常者と均等に当たり前のように生活できる社会こそがノーマルな社会であるというこの理念を社会に根付かせるために非常に意義があると思っております。
この点、思い返されるのがロンドン・パラリンピックであります。ロンドン・パラリンピック、世界的にも非常に成功した例だと称賛をされておりました。土壌には、やはりパラリンピックをみんなで盛り上げていこうという、そういう社会の動きがあったと思います。オリンピックと同じようにパラリンピックの競技もテレビ中継されました。一番私も中継等を見て非常に感嘆をしたというのは、このパラリンピックの競技に役員として参加された方々のお姿ですね。単なる役員としてではなくて、パラリンピアンの競技一つ一つに対してもう積極的に声を上げて、観客全体を盛り上げていく。ただの役員ではなくて、もう自分たちがパラリンピックというもののすばらしさを盛り上げていく主体者であるという意識が非常に見えていたと思います。これらの報道に触れて、私も日本でも同じような土壌を何とかつくっていきたいと改めて思うところでございます。
なかなか日本では東京五輪というふうに言って、オリンピックだけが見えてしまうような部分もあるが、そういう部分ではパラリンピックの啓発ももっと進めていって、この日本の教育的意義についても、また社会の土壌の与える意味合いについても本当に重要なこの機会をとらえていくべきではないかなと思っております。
二〇二〇年まであと七年間ございます。オリンピック・パラリンピックの啓発、振興で今言ったような意義をとどめるためにも、文部科学省には現在の所管も超えて先頭に立っていただきたい、改めてこのように思うところではございますが、御意見を賜れば幸いです。

○国務大臣(下村博文君)

昨日も、羽田空港の国際線のところで「トビタテ!留学JAPAN」のキャンペーンをブエノスアイレスのアスリートの方々に御協力をしていただいて行いました。佐藤真海さんは、昨日も被災地、現地に入っておられまして、石巻から中継で参加していただきましたが、このブエノスアイレスにおける感動的なスピーチ、これはほかのプレゼンターもみんなすばらしかったですけれども、佐藤真海さんのプレゼンも大変に国民が感動したスピーチだったというふうに思います。
御承知のように、文部科学省も、厚生労働省と話をして、このパラリンピックのパラリンピアンについても全部一括して、スポーツ庁の設置よりも先駆けて、もう来年から一体化することに既にしております。二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックがこれから更に一体感を持った、できるだけイベントも工夫しながら、このパラリンピアンによる子供たちとの交流機会の一層の拡大や、あるいは教材等の作成によって、勇気、決断、感動、平等といったパラリンピックの価値、精神を子供たちに体得させるような取組を一層進めてまいりたいと思います。

○矢倉克夫君

ありがとうございます。
大変心強いお言葉をいただきました。子供たちのためにも、何とぞ、パラリンピック更なる発展のために私も力を尽くしていきたいと思っております。
今、オリンピック、パラリンピック一体となってというふうに大臣おっしゃってくださいました。先ほど既に質問一部は出ていたところでありますが、この一つの象徴がスポーツ庁の設置であります。大臣も既に一般新聞等で、できる限り早くこの設置を進めたいというようなことをおっしゃっておりました。
改めて質問は繰り返しはいたしませんが、同じような質問の部分になりますが、この一つの表れとして、私、今、ナショナルトレーニングセンター、これもやはりパラリンピアンも使えるような形にすることが一つのオリンピックとパラリンピックの統合の象徴でもあると思います。
ナショナルトレーニングセンターには様々な機能があると思うんですが、異なった競技の方々が同じところで競技をするというこの一体感というのも非常に大きいと思います。特にオリンピアンとパラリンピアンが一緒に競技をする、練習をするという意味も非常に強い。その上で、このナショナルオリンピックトレーニングセンターのバリアフリー化等も進めるというようなことも御検討いただきたいというふうに思っております。
ただ、先ほども話もありました、まずはその地域地域ごとに必要なこの施設を造っていく、地域の医療機関との連携も図っていく、このようなお話も非常に大事であると思っております。あらゆる意味でこのパラリンピックの競技者の方々が競技しやすい環境をますます整備していくという、こういうような方向性というのをまた再度確認したいと思って質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。

○副大臣(櫻田義孝君)

今後、障害者スポーツが厚生労働省から文部科学省に移管されることや、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックの開催を踏まえ、オリンピック、パラリンピック、共に選手強化を推進していくことが大事であると考えております。
ナショナルトレーニングセンターについては、元々オリンピック選手のメダル獲得を支援する観点から設置されたものであるが、近年、パラリンピック選手の利用促進の観点から、宿泊施設であるアスリートヴィレッジにバリアフリー対応の宿泊室を整備し、競技団体間で調整しながら可能な範囲で、水泳、陸上、アーチェリーなどのパラリンピック選手にも既に利用いただいているところでございます。
また、平成二十六年度概算要求におきましては、パラリンピックの移管を機に、既存施設をナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設として指定し活用する事業、メダル獲得が期待できる競技をターゲットとして、スポーツ医科学、情報等の多方面から専門的かつ高度な支援を実施しているマルチサポート事業について、パラリンピック競技を対象にトライアルとして実施するため必要な経費を要求しているところであります。
今後、パラリンピック選手のナショナルトレーニングセンターの利用につきましては、引き続き関係団体と連携を図っていくとともに、オリンピック、パラリンピック双方の選手強化については関係機関、団体と連携協力し、トレーニング環境の整備に取り組んでまいりたいと考えております。

○矢倉克夫君

ありがとうございます。是非よろしくお願いいたします。
最後、一つだけ質問させていただきます。
特に、佐藤さんのスピーチにもありましたが、スポーツの力というのは新たな夢と笑顔を育む力、希望をもたらす力、人々を結び付ける力とあります。私がこのスポーツの力を最も感じてもらいたいのは、やはり被災地の子供たちであります。
私自身も参議院議員とさせていただいてより、福島始め様々な被災地を訪問させていただきました。その中でいろんなお話を聞くんですが、特に福島の子供たち、放射能の関係もあっていろいろ精神状態が不安な部分もある。非常に衝撃的だったのは、福島の女子中学生が、自分たちは子供が産めない体になっているんじゃないかと思っていらっしゃる方もいるという話も聞いて、本当に衝撃を受けました。この子供たちに心のケア、もう被災者の心に寄り添って被災地の復興に全力を尽くす、大臣もおっしゃってくださいました。これをしっかりと党派を超えて届けることが政治家の役割であると思っております。
先ほど来もお話もありました。このオリンピック・パラリンピックの力を、スポーツの力を、子供たちに、被災者の子供たちに見せる意味でも、オリンピック・パラリンピックの事前合宿地などを被災地で行う、その他様々な取組をしていただきたいと改めて思うところではございますが、最後に御所見をいただければと思います。

○国務大臣(下村博文君)

二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックについては、この大会の成功だけでなく、そしてまた単なる一過性の行事とするだけでなく、そして東京だけの一極集中を更に加速させるような行事とすることでなく、日本全体を元気にしていくことが必要だと思いますし、また、新しい新たな日本を目指す、そういうチャンスを二〇二〇年からつくっていくという、そういうふうなとらえ方を是非していきたいと思います。
そして今、御指摘がありましたように、二〇二〇年をターゲットイヤーに、東日本大震災や福島原発事故から着実に復旧復興を成し遂げて、そして世界中の方々に東北、被災地を是非見に行っていただくという機会も積極的につくるために、既にIOCあるいはJOCでもアスリートと子供たちが交流するスポーツイベントをこの被災地等で行っておりますけれども、二〇二〇年大会に向けて、こういう関連イベントの実施、それから聖火リレー、また各国代表選手団の事前合宿など、様々な取組を今から準備をしていく必要があるのではないかと思います。
これらの取組については具体的には来年二月までに設立される大会組織委員会において検討されることになっておりますけれども、委員御指摘の内容について、大会組織委員会において被災地と連携しつつ、しっかり検討されるよう、その取組を促してまいりたいと思います。

○矢倉克夫君

ありがとうございます。

文教科学委員会_20131105

2013-11-05 矢倉かつおチャンネル

中小企業の元気のために

2013-10-15 メルマガ

矢倉かつおです。
台風が猛威をふるっております。皆様、どうかお気をつけください。

本日15日、第185回国会が開会しました。ただ今、安倍総理の所信表明演説が行われたところです。参議院本会議場での私の席の斜め後方は自民党席、隣は社民党の福島みずほさんです。後ろから総理擁護の声、隣からは批判の声が響き渡りました。いよいよ、秋の陣開始です。

この国会における公明党の使命の一つは、「中小企業の元気を取り戻し、景気回復を成し遂げること」にあると思います。
政府は今、デフレ脱却のため物価上昇を目指しております。
ただ、「原材料価格高騰のために価格を上げざるを得ない」という結果の物価上昇であれば、経済にとって好ましいものとはいえません。

働く人の給料があがり、あがった賃金分を価格に反映させる――その結果の物価上昇であれば経済にとって「良い物価上昇」であり、政府が目指すべきものと合致します。
この経済にとって「良い物価上昇」を成し遂げるためには、日本全国の労働人口の7割が働いている日本の中小企業がもっと元気になり、従業員の給料をあげることが出来るような環境をつくらなければいけないのです。

「中小企業で働く人々の賃金をあげるため、中小企業をもっと元気に!」
公明党はこの思いにたち、今日まで数ヶ月にわたり政府と議論を深め、中小企業の創業支援や、経営改善・事業再生面での支援強化策をつくるとともに、中小企業の設備投資優遇策などを政府に提案し、今回の国会で提出予定の「産業競争力強化法案」に盛り込ませました。私もこの議論に積極的に参加してきました。

この「賃金上昇」の方策の明確化ととともに、規制改革など「成長戦略」の具体化、そして「軽減税率」のあり方など、いよいよ大きな動きが、この年末に向け開始します。
国民全体が一緒に豊かになっていく方向を探る。そのために中小企業を断じて支える。その覚悟をもって、しっかりと論戦のなかに入っていきます。

相手の思いにたった説明を

2013-09-30 メルマガ

矢倉かつおです。真夏の激戦から2カ月以上が経過しました。
気付けばもう、すっかり秋。空が高いですね。とんぼも飛んでおります。

明日10月1日、安倍首相が消費税増税の判断について会見をされる予定です。
そんな大詰めの局面のなか、先週から突如議論の俎上に乗ったのが、復興特別法人税の廃止です。これは、震災復興財源確保のため、企業に平成26年までという約束で課された特別な法人税を、1年間前倒しで廃止する、というものです。
先週末、関係省庁からこの点につき補足説明をいただきましたが、率直な感想として、この説明で納得できる人は少ないだろうなというものでした。

説明の柱は、法人税減税をしなければ、企業の海外移転が進み、これぐらいGDPベースで経済成長は落ちますよ、といったストーリーでした。しかし、数値ばかりが踊っている感じでした。
その根拠も企業などを対象としたアンケート結果などが主体であまり説得力を感じませんでした。
私個人の意見を言えば、法人税減税の方向性自体は検討に値すると思います。
長い目で見れば企業活力を呼び起こし、経済のパイ(経済規模)を大きくするものだと思います。
ですが、やはり説明責任は果たす必要があります。

どんなにもっともらしい数字を並べても、「一般庶民だけ増税されて企業は減税というのはおかしい」「被災地の犠牲のもと企業だけ得するの?」と言った普通の、ごく当たり前の思いに対しては全く無力です。
問いや質問に対し真摯に答える対話の姿勢をもっともたないといけないのでは、と率直に伝えました。

更に、法人税減税により大企業を中心とした黒字企業が恩恵をうけたあとのストーリーが大事であること、具体的には、雇用の7割を支える中小企業の業績にも好影響が及ぼすメカニズムが確保されるとともに、働く人の賃料のアップに結びつく具体的な政策を提言すること、それがない限り、せっかくの減税も企業の内部留保を増やすだけで絵に描いた餅であること、さらには、廃止としても復興財源の代替は絶対に確保をする必要があることなどを意見しました。

議論は大詰め、まもなく一定の結論はでますが、最後まできちんとした説明を求めたいと思います。

日中友好の架け橋

2013-09-17 メルマガ

矢倉かつおです。

各地に爪痕を残した台風18号、埼玉県も熊谷市を中心に被害をうけました。一日も早い復旧、皆様の安心のため、働いて参ります。

ところで、今月初旬、公明党の青年国会議員5名が訪中をしました。その一員である輿水恵一衆議院議員が、先日、私の国会事務所を訪れ、少々興奮気味に語ってくれました。

輿水さんの臨場感あふれる話し振りに、つい引き込まれながら痛感したことは、外交といっても最後は友情、魂の触発だな、という点です。

最初は苦虫をかみつぶしたような顔で話を聞いていた中国政治家も、訪中団の、立場の違いを超え真摯に平和を訴える姿に次第に打ち解け、最後は「今日は安心した、本当によかった」と涙を流さんばかりに感激していたそうです。

それぞれの国の立場はありますが、根底ではそれを超え、平和を求めているはず、大事なことは、それをどうやって共鳴させるかだと思います。

私も、幾分前になりますが、この9月1日、王一亭さんという中華民国時代の実業家・書道家の方の功績を顕彰する会に参加する機会を得ました。

9月1日はご存知のとおり、関東大震災が発生した日、今年で90年目となります。

その大震災発生から11日後の9月12日、義援金18万5千元、白米5950包、麦粉2万包などに及ぶ救援物資を送った方こそ、王一亭さんでした。海外から日本への救援物資第一号でした。

主賓として挨拶の機会を与えられた私は、苦難の時代にこそ、王一亭さんが築かれたような日中間の素晴らしい歴史を思い起こすべきであるとし、公明党が日中友好を推進する歴史的背景、その意義を、党の創立者の思いとともにお伝えしました。

当日の模様は中国の新聞などにも掲載されております。王さんご子孫や、日中友好に尽力した政治家および関連団体、また中国の文化人など、皆様から賛同のお言葉もいただきました。

懸案の多い両国関係ですが、政治が信頼を構築する努力を失わないことがまず大事です。政治が対話できなくなることは、いざ危機が起きたとき誰も止められなくなることを意味するからです。信頼があってこそ、はじめて相手のこちらの言い分もきちんと伝えられます。

全力を尽くします。

苦しむ人の側にたつ行政を

2013-09-10 メルマガ

ふとした瞬間、秋の涼やかさを感じる時季となりました。
矢倉かつおです。皆様、いかがお過ごしでしょう。

自然は、突如、牙をむきます。埼玉県越谷市、松伏町、千葉県野田市を中心に襲ったあの竜巻から、今日で1週間以上が経過しました。

今月2日の発生直後、秩父にいた私は越谷に急行しました。電柱がなぎ倒され、家の壁には窓ガラスの破片が無数突き刺さったあとが。その破壊力のすさまじさに身の毛がよだつ思いでした。写真などは、私のfacebookページ( https://www.facebook.com/#!/yakura.katsuo)に掲載しております。

その後、今月3日、4日、5日、そして今日10日と越谷、松伏の皆様のもとへ駆けつけました。復旧は進んでおりますが、被害に遭った方の笑顔のため、罹災証明書の発行事務迅速化や家屋の「全壊」認定の柔軟性確保など、行政がやるべきことは多いです。

そんななか、改めて痛感したことがあります。それは、被災者生活再建支援法適用のための要件についてです。やはり、おかしな要件だと思います。

同法を適用し、被害に遭われた方に最大300万円を支給するためには、原則、その方の所属する「市町村」内の「住宅全壊」が「十世帯以上」なければいけません。

ただ、この基準ですと不合理なことがおきます。越谷市にお住まいの人には支払われるお金も、松伏町の方には、たとえ家が全壊しても、支払われない結果となるのです。所属する自治体がどこかにより、このような大災害への保護対応が、こうも極端に違ってしまっていいものでしょうか。

これは、法律で枠はつくっても、合理性のない要件を課し枠組み自体を壊してしまっている典型と思います。日本の規制の悪い一面でもあります。

さっそく、内閣府の担当者を呼んで、基準の改定の可能性含め様々技術的なことを聞きました。
これまで適用されてきた基準を、竜巻にだけ緩めることに抵抗があるようですが、先例にこだわるのではなく、実情を見つめるべきだと思います。

引き続き訴えていきたいと思います。

参議院議員として初登院

2013-08-04 メルマガ

矢倉かつおです!!
皆様お元気でいらっしゃいますか。
入道雲が雲の峰のようにそそり立っています。
夏の空ですね。私の好きな季節です。
他方で先週は中国地方を中心に豪雨の被害が広がりました。一日も早い復旧を祈り、尽力していきます。どうか皆様お気をつけください。

参議院議員となり、はじめてメルマガを配信いたします。
改めて、心から心から皆様のご支援に感謝申し上げます。

当確の報をいただいたのは7月21日20時3分頃でした。
超激戦だった埼玉選挙区大勝利の瞬間でしたが、私はまだ車中におりました。
突然の報に歓喜に湧くとともに、私の胸に浮かんだのは、自らの責任、使命の重大さでした。
「矢倉かつお」とご記入いただいた方の数は、最終的にほぼ60万人です。
そのお一人お一人がわざわざ投票所に足を運び「矢倉かつお」と自らの手で書いてくださる。
身体の不自由ななかをおしてこられた方もいらっしゃったでしょう。
そのお姿を想像するたび、今つけている議員バッジの重みが感じられます。

一昨日8月2日、国会に初登院いたしました。
午前10時から本会議場へ。私の席は演壇から向かって左手45度の角度です。
午後には天皇陛下をお迎えして開会式。厳かな雰囲気が流れていました。
ここで戦っていくのだと、あらためて身の引き締まる思いでした。

国会は「国権の最高機関」とされます。
それは、議員一人一人を送り出してくださった方々の思いが、期待が、そこに集まるからです。決して「権威の象徴」ではなく、その責任ゆえに「国権の最高機関」なのです。

どこまでも支持者の皆様の期待に応える6年間であらねばならない。そのために身を粉にして働こう。そう改めて決意をいたしました。

今後も定期的に、このメルマガを配信してまいります。
どうか引き続き矢倉かつおへの叱咤激励をよろしくお願いいたします。

御礼

2013-07-21 メルマガ

今晩は、矢倉かつおです!
先ほど、午後8時の直後、埼玉選挙区・矢倉かつおが当選確実となりました!(NHK報道)
まずは、真夏の猛烈な暑さの中、矢倉かつおの勝利のために、長い間ご尽力を賜りました支持者の皆様、そして今回「矢倉かつお」へと貴重な一票を投じていただいた皆様に、厚く厚く御礼を申し上げます。
真心のご支援、大変にありがとうございました!

20日の夜は、最後の最後まで、浦和駅の駅頭に立ち続けました。
このメールマガジンでその決意をつづらせていただいたところ、なんと驚くべきことに、メールを読んだ、たくさんの読者の方々が、矢倉かつおの激励のために浦和駅へ浦和駅へと駆けつけてくださいました。
「ただ一人になろうとも最後まで立ち続ける」――そう誓っていた私でしたが、大変な思い違いをしていることに気がつかされました。
私は決して一人ではありません。「世界最高の支持者」の皆様に応援をされた、「世界一幸せな候補者」です!

当選確実の報を耳にしたとき、各地でお会いした、お一人おひとりのお顔や、メールなどを通して届けていただいた励ましのメッセージが、走馬灯のように蘇りました。
そして、2008年のアメリカ大統領選挙で、オバマ大統領が勝利演説を行った時の言葉を思い出しました。

「This is your victory! 〜これは、あなたの勝利です! これは、皆さんの勝利です!〜」

矢倉かつおの勝利は、支持者の皆様、お一人お一人の勝利の上に築いていただいた金字塔である、今、心の底から、そう実感いたします。

これまで、矢倉かつおへ寄せていただいた、大きな大きなご期待を命に刻み、今日よりは、「世界で勝てる日本をつくる」ため、新たなスタートを切ってまいる決意です!

重ねまして、本日まで皆様から頂いたご支援、ご声援に、心より感謝申し上げます。
本当に、本当に、ありがとうございました!

矢倉かつお

【矢倉かつお】最終街頭演説20130720(所沢)

2013-07-20 矢倉かつおチャンネル

★矢倉かつお≪自由民主党 菅官房長官ダイジェスト≫0720

2013-07-20 矢倉かつおチャンネル

最後のお願い

2013-07-20 メルマガ

先ほど、所沢駅西口にて、参院選「最後」の街頭演説会を行わせて頂きました。
20時以降は、スピーカーでのお訴えはできませんが、選挙活動が許される、本日「23時59分59秒」まで浦和駅に立ち続けます。

公示からの17日間。猛暑の日も、豪雨の日も、この「矢倉かつお」のために、真心のご支援を賜り、本当にありがとうございました。心から、心から感謝申し上げます。

皆様のおかげで、「あと一歩」「もうひと押し」のところまで押し上げていただくことができました。

本日までの皆様方のご支援を、勝利の結果へと結実させるためにも、投票箱のフタが閉まるその瞬間まで、私「矢倉かつお」、死力を尽くして臨んでまいる覚悟です!

なお、公職選挙法に基づき、本日24時を過ぎますと、明日(21日)の20時の投票が終わるまで、ホームページやメールマガジン等の更新・利用ができません。

次に、皆様にご連絡できるのは、全ての結果が出た時です。
必ずや「勝利のご報告」ができるよう、最後の最後まで「感謝」の思いを胸に、「挑戦」し抜いてまいります!

矢倉かつお

菅官房長官が矢倉の応援に

2013-07-20 メルマガ

矢倉かつおです!
いよいよ本日(20日)、私の選挙運動ができる最終日となりました。
この20日17時、浦和駅東口での街頭演説会に、安倍政権の屋台骨である菅義偉官房長官が駆けつけてくださいます。

菅官房長官は、「安倍総理が最も信頼するパートナー」として政権を支える要(かなめ)の存在です。
横浜の市議会議員時代から政治の最前線を駆けめぐり、総務大臣、郵政民営化担当大臣などを歴任してこられました。

また、公明党の山口なつお代表も応援のマイクを握ってくださる予定です。お時間のある方は、ぜひとも足をお運びください。

自公の連立政権で「安定」と「希望」の政治体制を確立すること。
そして、連立政権のなかで公明党が「確かな足場」を築き、「生活者の声を国政に届ける党」としての存在感を示していくこと。
この展望を実現するためには、埼玉選挙区で自公で2議席を獲得し、矢倉かつおが勝利しなければなりません。

「あと1日」「あと1票」――執念の猛攻で断じて勝利の栄冠をつかんでまいります!

埼玉から勝利の突破口を

2013-07-19 メルマガ

昨年4月に、埼玉選挙区の参院選候補者として公認を頂いてより、今日まで456日。
そして、いよいよ決戦の日まで「あと2日」となりました。
本当に多くの皆様に支えて頂き、数えきれないほどのご声援を頂戴し、ここまで押し上げていただきました。
熱い熱いご支援に対して、感謝の思いでいっぱいです。

しかしながら、埼玉選挙区で矢倉かつおは、いまだ横一線の混戦を抜け出せておりません。全国屈指の大接戦という厳しい情勢のまま、選挙戦も最終盤を迎えております。
今日の朝日新聞(埼玉版)では「半数以上の有権者がまだ投票先を決めていない」と報じられており、投票日直前に大半の有権者が投票先を決めることを考えると、予断を許さない状況が続いております。

ここまで押し上げて頂いているにもかかわらず、本当に申し訳ない限りですが、汗まみれになって応援してくださる皆様の思いを、なんとしても「勝利」という形で結実させたい!
そして、日本再建のために死力を尽くして働くことで、皆様に「ご恩返し」をしたい!

そのために、与えられた一分一秒を無駄にすることなく、私自身が壁を破って、最後の最後まで、猛烈に攻め抜いてまいります!

そして埼玉の勝利で、矢倉かつおの勝利で、全国完全勝利の突破口を必ずや開いてまいります!

日本のため「いなくてはならない人」

2013-07-18 メルマガ

矢倉かつおです!
昨日(17日)の所沢駅での自民党・石破茂幹事長の応援演説を、ユーチューブの動画とブログで公開しました。
ぜひともご覧ください。
動画=https://www.youtube.com/watch?v=gykwEF-74t0
メルマガでは、要旨をご紹介します。詳細はブログ・動画で。

【自民党・石破茂幹事長のあいさつ(要旨)】
本日は、「公明党公認」、そして私ども自由民主党が「責任」と「自信」と「誇り」を持って推薦する矢倉かつおさんのお願いにあがらせていただきました。山口なつお代表と共に、ここに立たせていただいて、本当にありがたいことでございます。
矢倉さんには、どうしても当選していただかなければなりません。

世の中で大事なことは、「苦しい時に助けてくれた人を大事にせねばならん」ということです。
野に下った自民党とともに、日本の再生を考えてきたのが公明党の皆さんです。
辛い時、苦しい時に助けてくれた。信頼関係をずっと築き上げてきました。

「自民党が勝つと、また暴走するから」という人がいますね。
私たちは暴走族ではないので、暴走なんかしません。
それには2つ理由がある。
1つは、野党の時に、謙虚で、親切で、正直な自民党でなければならないと胸に刻んだこと。
もう1つは、公明党の皆さん方と連立を組む限り、自民党が暴走するなんていうことはあり得ないからです。
心を打つ人たち。それが公明党の皆さん方だと私は思っております。

そして国際交渉に強いのが矢倉さんです。
これから我々は、TPPで、いろんな国と交渉していかなければなりません。
そのために必要なものは2つある。
1つは、自公連立政権が圧勝することです。それが国際交渉の力になります。
そしてもう1つは、与党の国会議員に交渉のプロがいることです。
国際交渉のプロである矢倉さんが、もし国会議員になってもらえば、このTPPの交渉は、はるかに強いものになる。
そのためにも必要な、矢倉かつおさんであります。

経済を取り戻しましょう。1年前の今頃、どうでした? 株はどん底。円は70円台。みんなが絶望の淵に沈んでいた。
ところが、自民党・公明党が政権を担って、円は100円。そして株は1万4000円。見事に良くなってきたじゃありませんか。
この流れを、さらに強いものにしていかなければなりません。日本中の人に、日本中の地域に、「給料増えたね」「ボーナス上がったね」「仕事増えたね」。
その実感を持っていただくために、矢倉かつおさんに勝利をしてもらわなければならない。このように確信しております。

世の中には「いなくてはならない人」「いてもいなくてもいい人」「いない方がいい人」の3種類いるのです。
矢倉かつおは、間違いなく、日本のために「いなくてはならない人」になります。
どうぞ、皆さま方の大きな力を、矢倉かつおにお与えください。ありがとうございました。

★矢倉かつお≪自由民主党 石破幹事長ダイジェスト≫0717

2013-07-17 矢倉かつおチャンネル

自民党の石破茂幹事長が応援に

2013-07-17 メルマガ

矢倉かつおです!
いよいよ「7・17」を迎え、投票日まで「あと4日」となりました。
本日17日(水)16時50分から、所沢駅西口で街頭演説会を実施します。
所沢には、山口代表、そして自民党の石破茂幹事長がいらっしゃる予定です。

石破幹事長は農林水産大臣、防衛大臣、自民党政務会長などを歴任した自民党きっての政策通です。
参議院選挙の陣頭指揮を執る激務の間隙を縫うようにして、埼玉へと駆けつけてくださいます。

自民党と公明党の連立政権を象徴する、埼玉・矢倉かつおの勝利のために、山口代表、石破幹事長がそろい踏みする街頭演説会は、今日、所沢だけです。
お近くの方はぜひとも足をお運びください。

患者と家族の視点を国政に

2013-07-16 メルマガ

愛知県の大村知事の応援演説
三連休の怒涛の戦いを乗り越え、ついに選挙戦も後半戦を迎えました。

一昨日14日の日曜日、愛知県の大村秀章知事が応援に駆けつけてくださいました。
「なぜ愛知から、わざわざ大村知事が応援に?」と、たくさんの方から驚きの声が寄せられました。
その疑問に答えるように、知事は熱弁されたのです。

――知事は国会議員時代に、衆議院厚生労働委員会の筆頭理事でした。
そこで、医療や福祉への公明党の取り組みに、深く共感したと言います。
「か つては、がん対策と言っても、首都圏や大都市でしかできなかった。3000人の公明党議員のネットワークの力で、がん対策基本法が成立し、今では全国で 400ものがん対策の病院が誕生した。国民目線で命を守る。この『福祉の党』が公明党なんです」と大村知事は演説の中で力説しておられました。

日本人が生涯のうちに「がん」になる可能性は、全ての男性の2人に1人、そして女性の3人に1人と推測されています。
私の父も肺がんで亡くなりました。がん患者のご家族の苦しみは、痛いほどにわかります。
ですから、日本を「がん対策先進国」にしていくことに、患者の家族の代表として、私自身も全力をあげていきたいと決意しています。

まず、大きな効果が期待される放射線療法や化学療法を更に普及し、専門医を育成していきます。
そして、国民のがん健診の受診率を50%以上に押し上げるよう、万全のサポート体制を組み、予防医療を拡充していきます。

「患者と家族の視点」「苦しんでいる人たちの視点」を政治に反映させていく。
そのために矢倉かつおは、より一層「小さな声」に耳を傾け、「温かな心」の政治を実現していきます。

連日の矢倉かつおの遊説の模様をまとめたダイジェスト動画等も大好評です。
公式サイトの「動画」コーナーからご覧ください。
https://www.youtube.com/katsuochannel

本日の街頭演説予定

2013-07-14 メルマガ

大村秀章・愛知県知事が応援に
おはようございます。
矢倉かつおです!
本日14日は、選挙戦折り返しとなる決戦の日曜日。
何と、テレビ等でおなじみの大村秀章・愛知県知事が「公明党頑張れ!」「矢倉かつお負けるな!」と、わざわざ愛知から応援に駆け付けてくださることになりました。
川越と大宮での街頭演説に登壇していただく予定です。
お近くの方は、是非ともお越しください!
大事な一日。力の限り、走り、語り、叫んでまいります!

走りぬいた選挙活動

2013-07-13 ブログ

NHKの「首都圏ネットワーク」での報道(7月11日放映)
7月11日の夕方18時10分から放映されたNHKの「首都圏ネットワーク」で、「矢倉かつお」が報道されましたので、内容をご報告します。

自転車遊説する「矢倉かつお」の映像

矢倉
おはようございます! ありがとうございます!
ナレーション
支持者の応援のもと、徒歩遊説する公明党の新人で自民党が推薦する矢倉さん。
国政選挙に初めての立候補です。

演説する「矢倉かつお」の映像

矢倉
新しい時代を開くのは、「青年の熱と力」です。
中小企業、農家の方々、全面支援をし、日本のみならず、世界で勝たせていく!

会合で握手をし、挨拶する「矢倉かつお」の映像

中小企業を数多く訪ね、知名度不足を補います。
弁護士として海外で活躍した経験を生かし、中小企業の国際化に役立ちたいと訴えています。

支持者に囲まれ握手をする「矢倉かつお」の映像

6年前に失った議席を取り戻そうと、最重点区とし、今回、初めて自民党の推薦を取り付けました。
太田国土交通大臣の音頭で「ヤクラ・ヤクラ・ヤクラ」と声援を送る支持者の映像
太田国土交通大臣も応援します。

太田国土交通大臣と共に手を高く掲げる「矢倉かつお」の映像。拍手。「がんばれー」と声援

太田演説
まっしぐらに、頑張り抜くという政治家を選んで頂こうではありませんか!

NHKの取材に答える「矢倉かつお」の映像

矢倉インタビュー
「ねじれ」の悪い状況が今、出てきている。その解消をはかるためには、自公でしっかり過半数を取らなければいけない。

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